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明日また陽が昇るなら −カウンセラーもり あずさ(もるも)のブログ−

私が自己肯定感を得たプロセス・手法 -4:他人の評価はいい加減だと知っておく-

こんにちは。
アナタに明日への希望をお届けする「情熱の女」カウンセラー もるもです。

連日「自己肯定感を上げるための手法」シリーズをお送りしております。

このシリーズでは、私が自己肯定感を得たプロセスや手法をご紹介して参ります。

「自己肯定感を上げたい」と思われる方のご参考にしていただければ幸いです。

本日は「他人の評価はいい加減だと知っておく」です。

自己肯定感が下がる典型的なパターンとして、

人から否定的な評価をされた場合があります。

私自身の経験として、忘れられない出来事があるのですが

数年前に、今は辞めてしまったテニススクールのコーチにこう言われました↓

「アナタはテニスが下手なんだから(俺の言うことを聞いておけばいい)」

・・・こんなことを言われたら、ショックで自己肯定感が低くなるのが自然です。

その頃はすでにテニスを習い始めて8年くらい経っており、クラスも中上級にいたので

なんでそんなことを言われるのかよく分かりませんでした。

そしてその言葉が引っかかったので、それから1週間後にそのスクールに退会届を出しました。

この発言一つをとっても、いろんな心理的な分析が可能です。

例えば「そう言ってるコーチ本人が無価値観に悩んでいるのだ」とか

「私自身が自分自身の技術力に自信がないから、コーチのそうした発言を引き寄せたのだ」とか

「他人軸で無くて自分軸であれば、他人から何を言われても自己評価は揺るがないはずだ」とか・・・。

ただ、本日の記事の主題は「自己肯定感の上げ方」ですので

このような自分を否定している(ように思われる)発言をされた時に、どうやって自己肯定感を保つかについて記載します。

秘訣は「他人の評価はいい加減であることを知っておく」です。

これは、ご自分が他人のことを評価する場合を振り返ってみると分かります。

いくつか例を上げます。

****
【1】自分の体調・気分が良い時、天気が良い時、サラリーマンであれば休前日(金曜日)には

他人への評価も肯定的になりやすいです。

逆に自分の状態が悪かったり、今日の東京のように雷雨が降っている時には

自分の気持ちが下がりますので、他人への評価も下がりやすいです。

自分がフラれて泣いている日に「私結婚するのー」って友達に幸せそうに言われたら、素直に祝福できずに友達やお相手のアラを探したくなるのと一緒です。

人の評価って、そんな外部要因や体調などで簡単に変わるものなのです。

【2】その評価をしている本人が人を褒める/評価するのが苦手な人の場合があります。

私の印象では、特に50代以上の方にこの傾向が強いように思います。

最近でこそ「褒めて伸ばす」「心理的安全性」「お互いを認め合う」などの考え方が主流になってきましたが

以前は「努力・根性・忍耐」が価値とされていましたので

その価値観で育った世代の方々は、当然のように下の世代にも同じことを要求してしまいがちです。

なので、本人は実は相手を評価していて、育成のつもり・良かれと思って言ったつもりのことが、聞いている側からするとダメ出しにしか思えないケースがあります。

私の経験では、職場でこのパターンがよく起こります。

また冒頭にお話ししたテニススクールのコーチの発言も、これに近いのではないかと思っています。

【3】もともとの制約条件・外部要因により、例えその人を評価していてもそれを伝えられない場合があります。

例えば、会社の評価対象者・昇格対象者を決める時が良い例ですが

もともとの枠の人数が決まっていたり、評価をつけられる男女の比率が決まっていたり、その時に世間で流行っている価値観(ちょっと前の「女性活躍推進」など)や影響力の強い人の考え方に合わせたりなど

本人の実力だけではないところで評価が決まるケースが多々あります。

しかし、そんなことをそのまま本人に言ってはいけないという管理者側の不文律がありますので

仕方なく、あたかも本人に何かが足りなかったかのようなフィードバックをしてしまうこともあります。

****

以上のように「人の評価」とは絶対的なものでは決してなく

その時のその人の気分、その人の気質、社会や職場など環境の要因によって

コロコロと変わってしまうものなのです。

なので、そんな不安定でコロコロ変わるものに惑わされて自己肯定感を落とす必要は全くない、と

まずは知っておいて頂きたいです。

それでも、人は人との間に生きるものですので

人の評価、人に自分がどう思われているかが気になるのは自然なことです。

気になってしまう自分自身を決して否定しないでくださいね。

そうすると「人の評価を気にしている私はダメだ」という新たな自己肯定感ダウンのルートができちゃいますので。

自己肯定感を上げるために心のことを勉強しているのに

勉強したことに縛られて自己肯定感を落とすのは本末転倒です。

むしろ、人の評価が気になって苦しめられている時に

「あれ、そういえば人の評価って意外といい加減じゃない?」
「私自身だって、ダンナのこと『いい男!』って思ったり『サイテー!』って思ったりするしな・・・」
「私がそうなのだから、他人が私のことをたまに低く評価したって、別に気にするほどでも無いのかもな・・・」

・・・こんな感じで、その評価自体と距離を取る手段くらいの気持ちで使ってみてください。

その営みを通じて、徐々に他人の評価に揺れても折れない・レジリエントな自己肯定感が育っていきます。

そんな過程をぜひ楽しんでみてください。

もしどうしても他人の評価が気になって仕方がないようでしたら

ぜひカウンセリングセッションをご検討ください。

カウンセラーもるもがアナタが気になるお相手の評価についてお話をお伺いしつつ

見方を変える手法やトレーニングなどをお伝えし

アナタがレジリエントな自己肯定感を持てるように全力でお手伝いさせて頂きます。

アナタが他人の評価を気にしつつも、それに囚われずにご自分の喜び・幸せに向かって生きる自己肯定感の高い人生を送られることを、私は心よりお祈りしております。

最後までお読み頂きありがとうございました。
素敵な土曜日の午後を。
****
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