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明日また陽が昇るなら −カウンセラーもり あずさ(もるも)のブログ−

【ココロノマルシェ】ご相談への回答 -離婚後の心の整理がつかない-

こんばんは。

アナタに明日への希望をお届けする「情熱の女」カウンセラー もるもです。

 

本日も無料お悩み相談サイト「ココロノマルシェ」のご相談に回答いたします。

 

旦那さまとの離婚後、気持ちの整理がつかないことにお悩みのhanaさんからのご相談です。

 

(以下、ご相談内容です)

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一昨年、主人と離婚致しました。
ひとつ年下の主人と連れ子ふたりのわたしとの再婚で、入籍まで5年、出会って12年目でしたが、私が一方的に離婚届けをだしました。主人の、家庭を持っているという責任感や経済的危機感のなさに疲れ果て、決断いたしました。

しかしながら、主人は出ていかず同居は続けていたために、やはりまた愛情が戻り、主人の希望により昨年の8月に再度籍を入れやり直すことになりました。

長男は今年15歳、次男は13歳になりますが(一緒にいはじめたのは6歳と4歳でしたが)主人も自分の子どもができれば責任感がかわるのではないかと思い、不妊治療もいたしましたがデキず、結局主人に子供を抱かせてあげることは出来ませんでした。

私の中では、私の連れ子という遠慮が常にあり、経済的に苦しくても、私が頑張って生活費を稼ぐのは仕方がないと思っていました。職人である主人は収入のムラもありましたが、家族を抱えて不安ということはなく、お金が足りなければ私を怒鳴り付け金を無心するような場面もありました。

昨年、私の母に癌が見つかり、手術をするような機会がありましたが、手術当日、平日に仕事の休みをとっていた私は、母の病院に向かおうと家を出たところ、仕事でいるはずのない主人の車と道ですれ違いました。主人は私に全く気づく気配がなく、私は嫌な気配を感じ主人の車の後をついていきました。そうしたら、風俗街の駐車場で、主人の車を見つけました。夜になり、問い詰めるとそんなところへは行っていないと怒り始め、写した主人の車の写真を見せると、友達の家に行った、と二転三転。私は激昂しましたが、よくよく考えると、私は見ず知らずの男の子どもを産んだ経歴のある女。責められるものではないかもしれないと、我慢というか、飲み込みました。しかしながら、母の一大事の日に風俗に行く非常織な男という傷は私の中に深く残りました。

今年に入り、コロナ離婚という言葉が世の中を賑わせていましたが、我が家は私の仕事が暇で帰りも早くなったため余裕ができたのか、家族揃ってとても楽しい時間をたくさん過ごすことができていました。とても仲良しな家族でした。主人のお父さんお母さんとも年初めには旅行に行ったりととても関係はよかったです。
それが、自粛解除となり忙しい普段の生活が戻ると、6月末から7月に至っては喧嘩が絶えず、主人と一言も口をきかない日々が続きました。

原因は、子どもたちふたりとも中学生となり、食費も塾代も上がる中、わたしが生活が苦しくても、生活費を上げてほしいと言えずひとりて苦しんでいたこと、主人は独身のように欲しいものを買い、自由に飲みに行き、お金の話をすると俺から金をむしりとろうとすんな!と怒鳴り散らすことが多くなり、口を開けば怒鳴られるため私は主人を避けるようにして1か月ほど経ちました。

このままではいけない、話し合いをしなければと思い主人と2人で話し合いをした結果やはりお互い大切で、温かい家庭を作っていこう、これからも頑張ろうと思い直すことができました。

なのに、そのたった2日後に、何か主人の腹の虫の居所が悪かったらしく、私が仕事から帰るととても機嫌が悪く、子供たちのしつけができてないと言うことで大きな声で子どもを怒鳴り散らしていました。しつけとして怒るにしても言い方があるのではないかと言ったところ、俺がしつけをしようとするといつもお前が口を挟んでくると言い、息子たちにも聞こえるような大きな声で、「どうせ俺の子供じゃないからな!」と怒鳴られました。

子供部屋を覗くと、次男が布団をかぶり泣いていました。私は主人に対して、「もう私たち3人のことを見捨ててくれていいです、もう出て行ってください」と泣きながらお願いをしました。

主人と出会って10年以上が経ち、子供たちと一緒に暮らすようになっても7年が経っていました。下の子にすれば前の主人を知らないため主人が父親という存在であったと思います。それなのに俺の子供ではないと言う言葉は、私の中では相当傷つき、それに対して何か会話を持とうとするとさらにまた怒鳴られると言う状況でした。

怒鳴るという行為が寂しさから来るものだったとしても、私には怖くて耐えられませんでした。
私には、一緒に生きていくと言う選択肢はその時点ではもはや持てず、数日後、主人がほんとに終わりでいいのか⁉︎と話し合いをもとうとしてくれたにもかかわらず、書いた離婚届をすぐさま出しに行っていました。

その2日後、主人は私が仕事でいない日に、荷物をまとめて出て行っておりました。最後に何を話したかも最後の主人の姿すらも覚えていないほど一気に出て行ってしまいました。

私の携帯はつながらず、LINEもブロックされ、どこに越したのかもわからず、ポストに鍵が返されていました。
実際に居なくなってしまうと、言葉にできない感情、寂しさ、痛さ、ツラクテツラクテ。

思い出せば涙が自然と出て来て、食べれない、寝れない。子どもたちの前では自然にしていますが、出かけてしまうと涙が止まらず、人としての生活が全く送れずでした。1か月で6キロ痩せ、ただとにかく寂しくて仕方がありませんでした。

主人のお母さんには、なぜ届け出を出す前に相談をしてくれなかったのかと泣いて怒られました。私の母は、これだけ一緒にいてその言葉を言われたら決心するのも仕方がなかったんじゃないかと言われました。友達の誰に相談しても、私の決断は間違っていなくて、今までの彼のしてきたことを含めて、この決断は正解だったと言われます。

私も正解だったと思っていますし、もし戻ったとしてもまた同じことを繰り返すのは目に見えています。けれども、いままでいろんなことを乗り越え、許し、受け止めてきたことが無駄になってしまったことが、自分の決断だったわりに、ただ寂しくて寂しくて寂しくて。

けれど、しばらく経って、なんと主人は家から自転車で5分のところにアパートを借りていたのを偶然見つけました。家のどこを探してもこれ見よがしに置いていきそうな結婚指輪もみあたらず、息子たちとのLINEはブロックしていないというところで、私としてはいずれ元に戻るつもりがあるのではないかという期待を持ってしまっておりました。

しかしながら、道路から見える主人の部屋には、帰っているはずの主人の姿がないことの方が多く、私の女の勘ですが、すでに寝泊まりさせてくれるような女の人がいるような気がしておりました。
その後しばらくして、主人が近所の行きつけの飲み屋さんに嫁さんと別れましたと報告し、新しい彼女を連れて挨拶にきたと聞きました。家を出てからたったの1ヵ月です。

今から思えば、家を出るときの迷いのなさを考えると、その時にはもう支えとなる女の人がいたのかもしれません。
私への当てつけなのではないかとか、やはりなんだかんだ言っても10年は大きく、戻ろうという気持ちがあるのではないかという期待を持っておりましたが、久しぶりに来た主人からのLINEは、もう終わったので迷惑なので連絡しないでください、実家の親にも迷惑なので連絡しないでください、これ以上嫌いにさせないでください、離婚届けを出された日に全て終わりました、と言うものでした。

生育歴も似ていて、若い頃に荒れた生活をしてきた主人は、連れ子がいながらも、私と家庭を持ち、家族を持てて両親に親孝行してきたこの12年はとても幸せなものだったと思います。
私たちはとても幸せでした。
本当に、これで終わりなのでしょうか?
もし、主人が連れて歩いた彼女が本気で好きな相手であり、主人の子供を産んでくれるような機会があるならば、それを応援するべきだとは思います。
頭ではわかっているのですが、この10数年間の思い出が多すぎて、心が痛くて痛くて痛くて、
私が決心したことですが、
こんなにつらいなんて、、、。

どのようにしたら、前を向いて歩けるのでしょうか?
生活もあるため、土日もなくバイトもはじめました。体力的にも精神的にも、全力です。
これが、わたしが求めていた生活なのか?
涙がでます、
この先私はどのように生きていったらいいのでしょう、
いままで、どうやって生きてきたのかも見失いかけています、

昨日、主人と彼女であろうひとを遠くに見かけてから、私はこんなに苦しんでいるのに、主人はもはや独身を謳歌し、背負うものもなく楽しく生きていると思ったら、めまいと、口から心臓が出てくるのではないかと思うほどの動悸がおさまりませんでした。

一緒にいたときはいたときで悩みも尽きませんでしたが、それでも、あの生活はしあわせだったのかもしれないとか、
けれど、子供たちは怒鳴られることもなくなり、伸び伸びしています、
主人は、連れ子も大事にしてやってきたのにひどい女だったと被害者意識でいるんだろうな、、、
主人への執着をどのようにしたら良いのでしょう、

****

 

(以下、ご回答です)

****

hanaさん

 

こんばんは。

この度はご相談をお寄せくださり、ありがとうございます。

 

状況をお伺いするに、hanaさんと旦那さんは2度目の離婚をされたのですね。

そしてhanaさんはご自分で書いた離婚届をすぐさま提出したものの、その後に猛烈な寂しさ、辛さに見舞われ、そして離婚後すぐ彼女を作ったご主人に対して怒りを感じていらっしゃるんですね。

 

いくら自分で選んだこととはいえ、離婚は心理的に大きなストレスです。

各種出来事がもたらすストレスを数値化してランキングしたストレスランキングにおいても、離婚は近親者の死・病気に次ぐストレス要因とされています。

 

hanaさんは最近離婚されたばかりなので、強いストレスを感じて不安定な気持ちになるのは自然なことです。

まずはストレスを感じているご自身を責めずに、どうか優しく労ってあげてください。

カウンセラーもるもの個人的な所感では、これから数ヶ月はその労り、癒しの時期に充ててもよいのではないかと思います。

 

その上で、もしもう少し踏み込んで考える気持ちの余裕がおありでしたら、以下の記事を読み進めてみてください。

 

まずはhanaさんの本心にアプローチするべく、二つのワークを実施して頂きたく存じます。

 

<ワーク1>

以下の言葉を声に出して読み上げてみてください

 

・稼ぎが不安定で甲斐性の無く金を無心する旦那は、せめて私の子どもの育児にもっと協力するべきだと思っていた。

・それにもかかわらず、旦那は不機嫌のついでに「どうせ俺の子どもじゃないからな!」と怒鳴った。

・しかも旦那は、私の母のガンの出術当日に風俗に通うような非常識な行動をしていた。

・旦那は、私の子育ての苦労も母を思いやる気持ちも全く理解してくれない。

・そんなダメな旦那に鉄拳の制裁を加えるべく、一方的に離婚届けを提出した。

・しかし前回は一方的に離婚届を出してもヨリが戻って再婚したし、旦那とは12年来の付き合いなので、今度の離婚後にもきっとヨリが戻るのでは無いかと、心のどこかで思っていた。

・ましてや旦那が他の女を好きになるなんて、あり得ないと思っていた。

・それなのに離婚後に旦那はあっさり家を出て、しかも彼女がいることを知って、LINEもブロックされ、裏切られた/捨てられたような気持ちになり、心底悲しくて、辛くて、腹が立った。

・私は旦那からの話し合いの提案に応じず一方的に離婚届を書いて提出したことを後悔している。

・旦那との子どもが出来なかった私は「旦那を幸せに出来ない女」「旦那には相応しく無い女」と心のどこかで感じている。

・その負い目から、私は旦那への愛に素直になることができない。

・なので、旦那に新しい彼女がいることを正面から責めることは出来ないし「好きだから私の元に戻ってきてほしい」と頭を下げることも出来ない。

 

・・・いかがでしょうか?

どのフレーズが読んでいて一番違和感がありましたでしょうか?

また、逆に一番しっくり来たフレーズはどれでしょうか?

 

ちなみに上記の文章は、hanaさんからいただいたご相談内容に、カウンセラーもるもが推察する「その出来事に対してhanaさんが感じていること」「hanaさんの言動の裏にある『前提』」を追記したものです。

 

2度別れてもなお旦那様への想いに胸を焼かれているhanaさんは、ご自身が書かれているように旦那様に「執着」しているのでしょうか?

それともまだ旦那様を「愛している」のでしょうか?

 

hanaさんは旦那様に、本当はどうして欲しかったのでしょうか?

 

<ワーク2>

以下のフレーズも口に出して言ってみて下さい。

 

旦那には・・・

 

・2人の子ども達と心から触れ合って、自分の家族として愛して欲しかった。

・母のガンの手術の日には風俗に行かないで、私の不安な気持ちに寄り添って欲しかった。

・一家の主人としてもっと甲斐性を持ち、私を経済的に助けて欲しかった。

・いくら機嫌が悪くても、子どもの前では「俺の子どもじゃないからな!」と言わないで欲しかった。2人の子どもを自分の家族として大切にして欲しかった。

・私が一方的に離婚届を出しても、私のことを好きでいて欲しかった。彼女を作らないで欲しかった。

 

いかがでしょうか?違和感のあるフレーズ、逆にスラスラと難なく言えるフレーズはどれだったでしょうか?

 

ちなみにこちらのフレーズは、hanaさんからいただいたご相談内容にカウンセラーもるもが「その出来事から推察されるhanaさんの心理的ニーズ」を追記したものです。

 

これには理由がありまして

 

起こっている出来事に対して「自分の感情」「自分のニーズ」を付け加えることで、徐々にhanaさんのご希望である「主人への執着をどうにかする」を実現できるからです。

 

誰かに執着している時には、人はその「誰か」と「自分」とを感情的に切り分けられなくなっています。

 

ですので、切り分ける手段として「出来事に対する自分の感情・ニーズを付与する」作業を行います。

 

(例)

旦那が出て行った → 私は裏切られたような気がした → 私は悲しいと感じた → 出て行かないで欲しかった

旦那が子どもに聞こえるところで暴言を吐いた → 私が命より大事に思っている子どもを、旦那は大事にしていないと感じた → 私は辛い・寂しいと感じた → 私が大事にしている子どもを、旦那にも同じように大事にして欲しかった。

 

・・・いかがでしょう?こうすると「旦那」と「私」が少し離れる感じがいたしませんか?

 

hanaさんは、おそらく今はお子様の教育費の捻出のためのバイト・仕事で忙しく、なかなかじっくりご自身のお気持ちと向き合う余裕は無いと思います。

 

ですが今後スッキリした気持ちで日々を過ごすためにも、1日15分で構いませんので、上記のようなワークをする時間を確保されることをお勧めいたします。(職場近くのカフェなどがいいですね!)

 

ちなみに旦那さんが1人暮らしをされている場所は分かっているわけですから、hanaさんが旦那さんを本当に失いたく無いなら、頭を下げて「帰ってきてほしい」「私と2度目の再婚をしてほしい」と伝えることも可能です。

 

でも、自ら2回離婚届を提出されたhanaさんは、どこかで「もうこの旦那とは終わりにしたい」と感じているのかも知れません。

 

今後を考えるにあたり、まずhanaさんの旦那さんに対する思いはどちらなのかを見極める必要があります。

 

しかし相手への思いが強い段階だと、どうしても相手と自分とを感情的に切り離すことが難しくなります。

今hanaさんが感じていらっしゃるような愛憎が交互に出てきて、どちらが本当の自分の気持ちなのかが分からなくなってしまいます。

 

ですので、いったんご自分1人になる時間を取り、起こった出来事に対する「自分の」感情を感じる作業を日々行うことで、徐々に旦那様からご自分を切り離して「自分の」気持ちを整理して行きましょう。

 

もしご自分の感情を旦那様から切り離す作業がお一人では難しい場合は、ぜひカウンセリングセッションをご検討ください。

hanaさんがご自分の気持ちを整理するためのプロセスを、全力でご支援させていただきます。

 

焦らなくて大丈夫です。いつかhanaさんがご自分の本当の思いに気づき、その思いに真っ直ぐに生きていける日がやってきます。

 

その日が来ることを、私は心から応援しております。

 

ご参考になりましたら幸いです。

***

 

以上です。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

素敵な週末を。

 

****

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