明日また陽が昇るなら −カウンセラーもり あずさ(もるも)のブログ−

言葉は心と裏腹(女性版)  -ZARD "GOOD DAY"より-

昨日の記事にリアクション頂いた方々、ありがとうございました。

 

昨日の記事を書きながら、表題の曲が頭を駆け巡っていました。

 

ZARDは、90年代に青春を過ごした方なら皆さんご存知かと思います。

 

私もいつか歌詞分析で取り上げようと思っていましたが

 

その時は、本当は比較的分かりやすい「マイ フレンド」にするつもりでした。

 

だけど、なぜかこの難解な歌詞の歌が先に来てしまった・・・

 

もちろん、昨日の記事とリンクしたのはこのフレーズです

 

言葉はいつも 心とウラハラ

 

・・・まぁ、昨日の記事とは全然シチュエーションが違いますが・・・。

 

言葉が心と裏腹になることは女性にもありまして。

 

特に、この歌詞のシチュエーションのように、道ならぬ恋をしているときは

 

今度いつ逢えるの?と聞けずに

 

・・・うー、聞けないんですね。

 

おそらく、相手の方にご家庭があるからなんでしょう・・・。

 

そして「会える」じゃなくて「逢える」という漢字を使うところが、

男女の微妙な関係を象徴してますよね。

 

「今日 この生活にピリオドを打つ決心をした」と

 

お相手の男性から距離を置かれるこの一言・・・。

 

主人公の女性はさぞかし傷ついたことでしょう。。。

 

諦めるよりも ああ優しくなりたい

 

道ならぬ恋だから諦めなきゃ、と

 

主人公の女性は何度も自分自身に言い聞かせているのでしょう。

 

そして、そんな自分も相手も許してあげたいから、

 

優しくなりたいって思うんでしょうね。

 

泣くから悲しくなるんだと

 

・・・この主人公の女性は、何度も何度も一人で泣いたんでしょうね。

 

お相手の男性が自分のものにならないという苦悩、

 

でもどうしても好きで離れられないという葛藤。

 

私自身はこういう恋をしたことないですが(ホントですよ!)

 

気持ちは痛いほど伝わって来ます。

 

雨の中を どこまでも歩いた reason to cry

 

・・・こうした葛藤を抱え続けて、もうどうしようも無くなって

 

雨の中をずっと(多分傘もささずに)歩き続けて

 

涙が出て来ても、雨と一緒に流れてしまっているんでしょう。

 

もう、辛さが伝わってきて、歌詞聞いているだけでこっちまで泣きそうです。

 

そして、最後に主人公の女性はこう結論づけます。

 

サヨナラだけが 二人に残された言葉

 

・・・うん、そうだね。

 

そういう道ならぬ恋は、貴女が辛いだけなので

 

サヨナラした方がよろしいかと思います。

 

・・・とまぁ、結論は普通な感じですが笑

 

サヨナラするって決めるまではすごい葛藤があったんだろうなあ。

 

そこまで、大好きになれる人がいたってことですよね。

 

その意味では、主人公の女性は幸せだったのかもなあ。

 

曲調と歌詞は最高潮に悲しいバラードですけどね。

 

ZARDの名曲は圧倒的に織田哲郎さんの作曲が多いのですが

 

この歌の作曲は綿貫正顕さんでして

 

織田さんとはまた違う、ドラマチックなバラードに仕上がっております。

 

ご興味のある方はぜひ聴いてみてくださいね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

明日も素敵な1日を。

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