こんばんは。
アナタに明日への希望をお届けする「情熱の女」カウンセラー もるもです。
アナタに明日への希望をお届けする「情熱の女」カウンセラー もるもです。
昨日の記事において、「前提」を変えるには自己暗示がオススメですと書きました。
本日は、もう一つ有効な手法についてお伝えします。
それは「今目の前で起こっていることと、過去に起こったこと/家族との間に起こったこととは全く別の出来事」と知ることです。
私たちは、しばしば今目の前で起こっていることを、過去のフィルタを通じて見てしまいます。
例えば、私は子どもの頃母親にとても厳しく育てられました。
私が反抗期だったある日の出来事です。
それは母親が仕事で夜勤明けの朝だったのですが
母親がちょっかいを出してくるのが気に食わなかったので少し口ごたえをしたら、キレられまして
鼻血が出るほどボコボコに殴られました。
おそらく、母親は仕事が忙しくて疲れていたのだと思います。
私も仕事をしていますので、仕事がキツくて疲れているときに、子どもが反抗的な態度を取ったら腹が立つことはよく分かります。
しかし、その時のトラウマからか
あれから30年以上経った今でも、私は他人の不機嫌にとても敏感です。
主人がちょっと不機嫌になって黙りこくっているだけでも
とても辛い気持ちになってしまい、息苦しさを感じます。
「私は愛されていない」
「私は嫌われる」
「相手のご機嫌を取れない私はダメな奴」
そんなことをどうしても考えてしまいます。
・・・しかし、私もいい大人になりまして、心理学を勉強しました!(えへん)
ですので、今私が感じている気持ちは目の前の主人とは関係が無く
ただ、過去の母親にボコボコにされた記憶を思い出し再生しているに過ぎない、と頭で知っています。
これを知っているだけで、だいぶ気持ちは楽になります。
「目の前で起こっていることと、昔母親にボコボコにされたのとは別のこと」
そう言い聞かせていると、目の前の出来事と自分の感情とに距離ができて
今の状況を客観的に見ることができます。
「まぁ、いつも喧嘩すると黙りこくるしな・・・」
「嫌だけど、とりあえず2・3日待ってみるか・・・」
そんな風に、冷静に対処することもできます。
そして結果的に「私は愛されていない」「私は嫌われる」「相手のご機嫌を取れない私はダメな奴」病に罹ることを回避できます。
目の前の出来事 と 過去の出来事とは別のこと
もし今起こっている出来事に対して、必要以上に心を揺さぶられていると感じた時にはそう呟いてみて下さい。
少しでもアナタの気持ちが落ち着きますように。
ご参考になりましたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
明日からも素敵な1週間を。
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