１０月１３日に天国に旅立ちました

2001年、おーすみが大学３年が終わる３月でした。
藝大の当時まだあった地下にあった学生用のロッカーで産み落とされた小さな命

かわいい子猫

数匹いた中で一番体力がありそうで
猫を飼ったことがなかったけどどうしても飼いたくて
運命を感じたから

当時は鎌倉に自宅がありましたから友人の協力も得て
こっそり電車に乗せて上野～鎌倉まで旅した子猫

それが小太郎くんでした

今月、＜メデア＞に苦しむあまりに熱を出して稽古を休ませてもらっていた日、
突然発作を起こして死んでしまいました。
まだ１１歳。まだまだ生きられるはずだったのに・・・

何の発作だか全く判りません。ただ肝臓と腎臓の機能が完全にダメになっていたそうです。
今年の猛暑が体にこたえたのかも知れません。
野良も経験してるので病気も持ってたのかも

でも全然キレイな毛並み、がっちりした体。見た目は健康そのものだったのに

でも考えてみると最近ちょっと痩せたかな
怖がりになってたかな

もっとはやく気が付いてあげたかった。でも発作は止めることが出来なかった

ただ熱を出してたおかげで死に目には会えた。
ちゃんとお葬式もできた

最後に会いたいと思ってくれたのかな。

まだ死んでから時間がたっていないのでさびしくて仕方ないのですが
泣いてばかりもいられません

今頃元気に外を走っているだろう、と思って

＜メデア＞をがんばるのです！！！

お久しぶりな更新です：戦う私

すっかり涼しく・・・いや寒くなってきました。

私の大好きな季節である冬が確実に近づいてる感じです。
食べ物もどんどんおいしくなるし☆


すっかりご無沙汰になってました。

ご存知の方も多いと思いますが、現在大隅は＜メデア＞という現代オペラ作品に

完全にやられています爆

２１世紀のオペラ作品です。
３２年生きてきて、ここまで追い詰められることはありませんでした。
完全に自律神経もやられ、免疫もさがってアレルギーも悪化
ストレスって本当に本当に恐ろしいものです。

何ていうのでしょうか
人間の生理的に求める音楽の楽しみを全て裏返されてると言いましょうか
いや、
もしかしたら裏返しされてるように錯覚させられてるのか？
いやいや、
リズム感もブレスの感覚も自然に進まないこのストレス。
そこに何の狙いがあるのかと考え込む苦しみ

しかし、＜メデア＞というドラマに秘められるドラマの魅力

うまく表現できないのですが
とにかく歌えない、判らない、覚えられない

練習が足りない？・・・いや、もう春からちょこちょこ準備はしてた
音楽稽古たくさん行っても全然音楽が判らなかった
演技が付けば少しは判るかな？と思っても
舞台に立って音楽が流れると真っ白。
もう純白です、脳みそが。こんなに体に入らないってもう頭がおかしくなったのか？？


本気で死にたいと思いました。
しかし逆にここまで難解な作品を乗り越えることが出来たら何か進化するかも、とも思い

この半月、本当に苦しんでおりました。
まわりにもものすごい迷惑をおかけしながら


そして
・・・山は越えた、かな



皆さん、何とか本番出来そうです。
ここまで戦っているオペラ作品です。乗り越えられるか、ぜひ観にいらしてください

１１月１０日（土）１４時開演＠日生劇場
ライマン作曲　歌劇≪メデア≫

指揮：下野竜也
演出：飯塚励生

メデア：おーすみ
ゴラ：清水華澄
イヤソン：与那城敬
クレオン：大野徹也
クレオサ：山下牧子
使者：彌勒忠史

最高のスタッフ＆キャストに囲まれております。
最高に苦しいけど最高に幸せでもあります。

ご来場お待ちしております～