渋谷区の若者向けとして設置したコロナワクチン接種会場がやらかした。
8月27日、渋谷区立勤労福祉会館を摂取会場に設け、16歳から39歳の都内在住者、都内在勤者、都内在学生を対象に予約無しでワクチンが打てるとあって、此れを聞きつけた若者が摂取会場に押し寄せた。
慌てたスタッフは、急遽整理券を発行し先着300人に接種。
流石に二日目の28日は此れを回避しようと、今度は抽選にすれば行列は起きないだろうとの事から策を施した。
だが、今度は抽選の権利を得ようと、又もや接種希望者が大挙した。
此の時は何と、受付前に2226人が列をなし、１㎞の列となった。
結局、2226人に整理券を配布し抽選で354人が接種。
よく考えてみよ。
此の会場前に列をなした画像にある2000人以上の人は未接種である事を…。
「食事は短時間で、深酒をせず、大声を出さず、会話の時はマスクを着用して下さい。 人数が増える程リスクが高まります。 出来るだけ、家族か、4人迄にして下さい」
と頻りにアナウンスしている国と自治体。
其れが、ワクチン未接種者が2000人以上が密になったのである。
ワクチンを打ちたくても打てぬ、需要と供給が嚙み合ってないワクチンの状況を知らぬ筈は無かろう。
其の状況下で先着順となれば、そりゃあ人が並ぶのは当たり前。
猿でも解かる。
此の混乱を起こしておいて都の担当者は懲りずにこんな事を云っている。
「抽選券がなくなると思った人がいたようだが、時間内なら全員に配るので早朝から並ばなくても大丈夫」
いやそうやない。
早朝から並ぶからどうのこうのではなく、ワクチン未接種の感染リスクが高い数千人もの希望者が大挙して押し寄せて密になる事が問題だと云っているのである。
あほか！
此の企画を立ち上げた者達は賢くない連中ばかりなのだろう。
今此の時節を考えたらどうなるかと云う想像力が働かない連中ばかりなのだろう。
頭の悪い政治家と一緒である。
頭が悪く想像力が無い者は他人に害を為す…。
こう云う者達こそ、當に他人に障害を及ぼす人である。
