無料弁当50個＋お菓子、マスクなどを21:30から出して23:00前後に完パケ。昼の通常営業時に弁当の配達へ行ったとき、偶然にも路上脱出１号と会う。会うのは一週間ぶり。いつも夜にしか会わないので、外で昼間に見かけたのは初めてかもしれない。5日に役所へ行って生活保護をもらい、家賃を振り込んだらしい。とりあえずはよかった。
お金もあるだろうし、しばらくは弁当配達しないと伝える。なぜ毎晩居留守を使っていたか聞いたが、言葉が不明瞭でよく分からず。だいぶ体調が悪そうで、見た目も歩く姿も10歳ぐらい老けたよう。話が定かではないが、依存症の治療へは、もう行きたくないらしい。「いっそ救急車を自分で呼んで、入院させてもらえば？」
と、不安そうにする彼に冗談を言ったら、意外と本気に考えていた。依存症の回復プログラムも受けてほしいが、悪いという内蔵も、早く診てもらいたい。治療を受けたいという事は、生きるのに前向きだということ。彼は今、その現実から逃避しているようにしか思えない。そこから少しでも前に進んでほしい。
夜に見なれない若者が訪れたので、オーナーが声をかけたところ「Twitterを見て、弁当の事を知り、取りに来た」とのこと。最近そういう方は少なかったので、素直に嬉しい。いつも情報拡散して下さる方々のおかげです。
赤羽の片隅に、見つけてくれてありがとう。月曜から緊急事態か……どうしようか…。
（7/9のTweetより 一部修正）
