初みくじ
極月の手帳に余白まだありぬ
居間隅々に新年の日が届く
実千両松の根締に深く挿し
シャンパンの気泡次々年新た
初みくじ結ぶ小枝に風そよぐ
川浅く水の寒さの透けている
雨溜めて葉牡丹の渦幾重にも
★極月の手帳に余白まだありぬ
極月も今日は半ば。手帳はまだ書き込む余白を残している。手帳の余白は大晦日までの残る日数。それを余白という白で表わした清潔感が好ましい。(高橋正子)
★初みくじ結ぶ小枝に風そよぐ
初詣で引いたおみくじは、なんと出たのであろうか。そっと見て折りたたんで小枝に結ぶ。境内には風がそよぎ、穏やかないいお正月である。(高橋正子)
極月の手帳に余白まだありぬ
居間隅々に新年の日が届く
実千両松の根締に深く挿し
シャンパンの気泡次々年新た
初みくじ結ぶ小枝に風そよぐ
川浅く水の寒さの透けている
雨溜めて葉牡丹の渦幾重にも
★極月の手帳に余白まだありぬ
極月も今日は半ば。手帳はまだ書き込む余白を残している。手帳の余白は大晦日までの残る日数。それを余白という白で表わした清潔感が好ましい。(高橋正子)
★初みくじ結ぶ小枝に風そよぐ
初詣で引いたおみくじは、なんと出たのであろうか。そっと見て折りたたんで小枝に結ぶ。境内には風がそよぎ、穏やかないいお正月である。(高橋正子)
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