ゴッホ展を覧て

2021-10-21 07:35:54 | 一輪の花

昨日はいい天気だった。予報でいい天気になることは知っていたのでゴッホ展へ行こうと予定していた。最近の天気予報はハズレがないので少し可愛いげがない、いやこれもテクノロジーの進歩が反映されたものだろう。

ゴッホ展といえば、間違いなく成功イベントになる、日本人はまるで自国民の英雄だとおもってはしまいか、やはり見どころは夜のプロバンスの田舎道だろう。見事な糸杉のある夜道を1日の労働が終わって家路向かっている光景だろう、しかし何故糸杉なのだろう、私の拙い情報ではヨーロッパでは糸杉は墓地に植えられている物と読んだことがある、まあそれにしても堂々とした糸杉だ、ヘルメールのあのウールトラマリンの空が映える、ゴッホは夜の空をウールトラマリンにしたのだろう、これについてある美術専門家が解説している、アルルの夜のカフェの空もそう、そしてオベールの最後の教会の空も、おそらくゴッホの心に深く浸透していた色彩だったのではないだろうか。