残暑

2020-08-27 05:50:25 | 一輪の花

まだまだ暑い日は続いているが、それでも朝夕はいくらか涼しくなってきたようだ。というより、そうでもならなければ体がもたないぞという祈りのような気持ちにもなる。

相変わらずコロナのニュースが賑わっているようだが、若い人はともかく老人にとっては他人事とは思えないことである。外出をする度にマスクをするのは無論の事、なるべく人を避けるような習性までついてしまいそうなのが、今の世の残念な世情ではないのか。

最近は耳も相当遠くなってしまったせいか蝉の声も聞こえない。ときどきアパートの階段に弱った蝉が迷い込んだりすることがあるが、蝉を捕まえて外へ放り投げるのだが、パタパタと飛んでゆくのを見るにつけ、最近の蝉は小ぶりでなんとなく弱弱しいような気がする。それだけ厳しい環境にさらされながらやっとお日様にお目に架かれたという事になったと思ったらもう命がわずかという、蝉の運命が何とも切ない思いはするものの、それが蝉の選んだ習性なのだと納得すれば、それも素晴らしいことなのかもしれない。

人間様だって、蝉に劣らずかっこよく死ねるかというと、多くの人はそうだろうが、自分はどうかと自分に聞いてみると、お恥ずかしい答えが返ってくる、つまり意味もなく命をむさぼって、身をよじるように病院や薬にすがりながら生きているというのは、恥知らずとさへ思えてくる。いっそ潔く腹でも切って死ねたらいいのだが、これが甲斐性もなく、痛い思いだけはお勘弁をと、まったく我ながら蝉の爪の垢でも煎じて飲みたいぐらいである。

今日も晴れていい天気のようだ。いつものように立川へ出かけてルノアールでオレンジジュースを飲みながらユーチューブのニュースを見ながら涼もうともくろんでいる。しかし最近は平日だと朝の時間はあまり人が入らないようで、一人席をとっているのも決まり悪そうだが、まさか日中は一杯になるだろうと思うのだが、喫茶店も、今がこらえ時きなのかもしれない。


暑さ厳し!

2020-08-12 08:01:27 | 一輪の花

毎日暑い日が続き、体力的精神的ダメージが甚大である。都内では昨日4人の老人が熱中症でお亡くなりになったという、いずれもクーラを使用してなかったというが、それだけの理由なのだろうか、昔はクーラなんてなかったではないか、おそらく緑が少なく風もなく酸素不足も原因なのだろう。

自分も部屋からバス停まで10分ぐらい歩かなければならないが、日蔭が少ないので出かけるときは早朝を選んでいる。早朝なら少しは涼しいからである。

朝はルノアールで、オレンジジュースを飲みながらユーチューブを見ながら過ごすことが多いが、喫茶を出るときがあの暑さである。神様は、平等である、楽あれば苦ありである。