京急杉田駅近くにある「ながら」は、稲荷ずし・おにぎり・たい焼き・今川焼などを売る昔ながらのお店。かつて杉田に住んでいたころ、まだ若かった自分は時々、朝めし・夕飯として、ここ「ながら」か「美好」の稲荷ずしをよく利用したものである。
最近、杉田商店街を歩くことが多くなり、毎月一回はここでお稲荷さんなどを買うようになった。たたずまいは以前とほとんど変わっていないのではないかな。昭和の商店街にはこういう感じのお店がたくさん並んでいた。
これが「ながら」の稲荷ずしである。ほどよい甘さで煮込まれた油揚げの中には、美味しい寿司飯が詰まっている。
私は、油揚げの切り口が折り曲がらないほどパンパンなのは好きではない。それに対して、こちらのお揚げはいい感じで包まっており食べやすい。
「ながら」の包み紙。長良川の鵜が描かれている。ご主人の出身地を使った店名とロゴマーク♪
店頭に「杉田劇場」のチラシがおいてあった。ちらし寿司ではないよ。これは2018年8月24日(金)に開催される、ジェイコブ・コーラーのピアノ演奏会のチラシだ。
女将さんに聞くと、杉田劇場ではよく「ながら」の商品を取り寄せてくれるのだという。たぶん、出演者たちのお弁当とかなのかな。
それの見返りというわけではないが、劇場を支援する意味でこういったチラシも店頭に置いているそうだ。
別の日に買った五目稲荷とカンピョウ巻き、稲荷寿司のセット。これが懐かしいのだ。
若いころはほとんど金がなかったので、たいていは普通の稲荷寿司かカンピョウ巻きしか食べていなかったが、すこし小遣いに余裕があるときは、この五目稲荷を買って帰った。やっぱり赤い生姜がいいね。見た目の彩りも美しいし、なんといっていろいろな味がして美味しい♪
今川焼。いまどき、鯛焼きや今川焼店頭でつくって売っている店は希少だ。子どものころはこういうのを買い食いしていたが、いまは持ち帰ってお茶と一緒にいただいている、旨し♪
夕方の「ながら」。すぐ近くには京急の踏切があり、電車が通るときは鐘がなる。なんとも昭和チックな雰囲気。こういう感じが好きだなぁ。
【2018年7月29日の記事】
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます