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すぎもと鍼灸院のほっこり日記

大阪府堺市の鍼灸院、すぎもと鍼灸院のちょっとした出来事やプチ健康に関するブログです♪

いい話

2008-10-27 17:08:45 | Weblog
とってもいい話を教えてもらいました 
一人でも多くの人に伝えたいので 是非よんでみてください



私たちに大切なものを教えてくださった小田原署の若いおまわりさんと小田原消防本部の方々のお話です。


朝、自宅の前を歩いていると「ニャオン。。。ニャオン。。。」

耳をすませてみると確かに「ニャオン。ニャオン。」

どこから聞えてくるのかわからない。道路の下から?「ニャオン」

子猫の鳴き声です。鳴き声でなく、泣いている声なんです。 「私を助けて!」って。

どこにいるかわからない。

すると、道路の排水溝の重い鉄の網を上げると、深さ1mほどの穴の側面に川に向かって直径15センチ程

の暗渠(あんきょ)配水管がありました。その穴の中から子猫の泣き声が聞えてくるのです。

私と娘が穴を覗いたり救出しようとしていると

近所のおじいちゃん、おばあちゃんご主人、ご夫人が集まってきました。

今まで、会話もしたこともないみんなが一つになって、子猫を救出しようとしていました。みんな必死でした。

近所の私の息子くらいの若いおまわりさんもかけつけてくれました。

一所懸命に救出にあたってくれました。必死に助けようとしている姿を見ていて

警察官としての使命感がひしひしと伝わって来ました。


近所の旦那さんも川に入って長いホースを川の側面から配水管の穴に入れて行き

子猫を追い出そうともしてくれました。

誰かが連絡したのでしょう。小田原消防本部の方々が救出に駆けつけてくれました。

子猫は、助けを求めて泣き叫んでいます。

子猫は暗渠(あんきょ)配水管をちょうど道路中央の真下あたりまで移動してしまったようで、

そのあたりの横穴に行ってしまうとその先は道路の真ん中から直径1mくらい、深さ約20m。

底には、勢いある水が流れています。そっちへ行ってしまったらお終いです。

消防隊の人は、命綱を着けて、その穴に入りました。子猫を助けようと必死です。

別の消防隊の人は川に入って配水管の出口から水圧で猫を押出そうと試みました。

少しずつ水力をあげていき子猫が押出されて救出されました。

その瞬間、みんなが感動の歓声をあげました。感動です!感動!

近所のおばあちゃんは

「子猫の命を守るために消防署の人たちがここまで一所懸命になってる姿がとっても感動しました。

こうした心がまだまだたくさんの人の中に眠っているのでしょうね。」と言ってました。

通りすがりの高校生たちも消防署の人たちの活動に感動していました。

心のやさしい人たちの思いが小さな子猫の命を助けたのですね。

発見から救出までの2時間感動のドラマでした。

おまわりさん、そして小田原消防本部の方々近所のおじさん、おばさん

私たちに改めて、大切なものを教えてくださいました。

心からありがとうございます。


すぎもと鍼灸院