5月8日
今日も草刈に励みました。心地よい風が境内を通り抜けています。
昨日の続き
アマビエのお札や疫病除けお札やお守りなどが頒布され(神さまの恵をわかちあたえるであって、「売る」「買う」じゃないんです、授ける、受けるなんです)はじめています。そうした中、3月頃から各神社で疫病鎮静祈願が行われ、全国一斉といって青年神職たちが疫病鎮静祈願も行われています。その真剣さに神々の働きがあるのであって、お札やお守りを安易(祈願内容も簡単?)に頒布するのは違和感があります。普段、「当社では〇〇の御利益があります」など言っている神社では、逆に疫病除けの御利益はないと言っているようなものです。御利益を神社の発信要素としている発想が、このようなお札やお守りを頒布する発想になっている気がします。
祈願とは誓いです。神々に祈るということは、願主が神さまと誓うということに通じます。誓うからにはそれ相応の努力が必要なんです。あぐらをかいて恵を得ようなんて思うのは神話を受け伝えている神社神道とは異質で「なんでも叶えてくれます神社教」のように感じます。神社神道の基本は古事記、日本書紀、古語拾遺、万葉集などにあります。
国難のときこそ、しっかりと神話に示されている生き方を学びなおしていきたいものです。
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※祭典は、どなたでも参列できます。神社ファンの方、是非、参列経験をしてみましょう!ご希望の方は、御一報いただければ幸いです。
6月 1日 午前10時 月次祭