日々冒険

船橋市在住のエディター、ライター陶木友治の活動記録および雑感

雪の棒ノ折山(969m)~黒山(842m)~長久保山(686m)を歩いてきました

2013-01-30 13:04:45 | 山登り
こんにちは、陶木です。

1月29日(火)、奥多摩に出かけて棒ノ折山(969m)と黒山(842m)、長久保山(686m)をハイキングしてきました。

今回辿ったのは、JR青梅線・川井駅からバスで10分の上日向から、棒ノ折山~ゴンジリ峠~黒山~長久保山を経由して、小沢峠に至る9km強のコース。

1月14日に降った雪が融けずにまだたくさん残っているとの情報を受け、6本爪アイゼンを携行して山行に臨みました。

以下、写真です。



9時17分にJR青梅線・川井駅に到着。駅周辺に、コンビニなどの商業施設は見当たらない。駅の標高は263mである。



川井駅前に立てられた看板。
さすがに今の時期は冬眠してくれているだろう。



川井駅前の階段を下り、国道411号線を右に進んだところに
「川井駅前」というバス停がある。駅からの所要時間は徒歩1分ほど。
ここからバスに乗って、「上日向」を目指す。料金は220円で、所要時間は10分ほど。
バスの本数は極端に少なく、数時間に1便である。



上日向バス停(標高340m)で降車し、しばらくは車道を歩いていく。
登山口のある奥茶屋までは約2kmの道のりで、所要時間は30分ほど・・・のはずだった。



ハンターの皆さん、僕からもお願いします。
僕を鹿と誤認して撃たないでください。
(11月15日~2月15日の期間、奥多摩では狩猟が解禁される)



上日向バス停を出発して1時間30分後、登山口のある奥茶屋に到着。
なぜ1時間30分も要したかというと、写真の標識を見逃し、
車道をどんどんどんどん登って、川苔山方面に向かってしまったからである。
1時間のロス。これは痛い。精神的にも痛い。



気を取り直して、棒ノ折山頂を目指す。
登山口の奥茶屋(標高420m)から棒ノ折山頂(969m)までは、
標高差は549mで、道のりは1.8km。
つまり1kmあたりの登り距離は、305mという計算になる。
これはものすごい急登だ。



登り始めてすぐ、登山道沿いにワサビ畑が現れた。



どこにでもあるような登山道。
まだ標高が低いためか、雪は見当たらない。



杉林の急登を行く。
通常、登山道は、斜度を緩和するためジグザグに蛇行させて造られているものだが、
棒ノ折山は直登の頻度が高かった。だから、けっこうキツイ。
本格的に汗をかいた。



標高が上がるにつれ、雪が目立ってきた。



登山者によって踏み固められた箇所は、ツルツルに凍っている。
下る場合はアイゼン必携である。
登りでも滑りそうなシーンが多々あったので、
なるべく土が露出している部分や、雪が多い部分を選んで歩いた。



山頂直下は、完全に雪山の様相を呈していた。
膝下までずっぽり雪に埋まる場面も。



奥茶屋を出発して1時間半後、棒ノ折山頂(969m)に到達した。



山頂に雪はほとんど見当たらなかった。
快晴のため、大パノラマが拝めた。



山頂から武甲山方面を望む。
無風だったためか、寒さは全く感じなかった。
地元の人によれば、昨日は暴風が吹き荒れていたとのこと。
僕は運が良い。



6本爪アイゼンを装着し、小沢峠を目指して出発する。



棒ノ折山頂を出発して30分後、黒山の頂が見えてきた。



黒山(842m)に到着。
木々の葉が落ち切っているため、周辺の景色が拝めた。



棒ノ折山頂から長久保山の先までは、ずっと雪道だった。
凍結しているところも多々あったが、6本爪アイゼンのおかげで
難なく下ることができる。



長久保山頂(686m)に到着。
平坦なピークで、この手作りの標識がなければ、
誰も山頂とは気づくまい。
ここから小沢峠までの道中には進路を指し示す道標が少なく、
雪がもっと多かったら、道を見失っていたかもしれない。



棒ノ折山頂を出発して約2時間後、
小沢峠近くにある上成木バス停に到着・・・したのはいいものの、
タッチの差でバスに乗り遅れた。次のバスがやってくるのは、1時間40分後。
途方に暮れる僕を救ってくれたのは、
近くの公共施設に勤務するSさん(女性)だった。
JR青梅駅までクルマで送ってくれたのだ(所要時間20分)。
Sさん、ありがとうございます。助かりました。



下山後、青梅駅前のそば屋で月見そばを食べた。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿