今期のライオンズを振り返って

今期はギリギリオリックスに競り勝ってプレーオフ進出を果たしましたが第一ステージで連敗しリーグ二連覇の夢は消えました。
投手陣は松坂投手・西口投手・帆足投手の三人を主軸とした強力な先発陣で特に西口投手は今期自己最多の１７勝を挙げました。松坂投手も負けは多かったですが１４勝、帆足投手も１３勝とこの３人で約４分の３の４４勝を挙げましたが他の先発陣はサッパリでした。
チーム防御率もリーグ５位の４，２７、与死球は１２球団トップの６５個でした。
中継ぎ陣は左キラーの星野投手がチームトップの５６試合投げて防御率３，１１はなかなかで特に左打者に対する被安打率は１割以下と脅威です。
抑えの豊田投手は微妙ですね。１９セーブは他球団の抑え投手と比べればまずまずですけど防御率が３，９７は抑えとしてはダメですね。
残念だったのは張投手、許投手、三井投手、石井投手ですね。怪我や不振で勝ち星がなかなか出なかったですね。
打撃ではチーム打率.２６９、本塁打１６２本は共にリーグ三位となかなかの成績でした。
個人では首位打者の和田選手、今期大活躍の石井義選手、カリブの怪人カブレラ選手の３人が３割でした。
しかしチーム打率、本塁打の割には首位打者でクリーンナップの和田選手が３割３０本で打点６９が示すかのように得点は５７２と低いです。つなぎの野球ができていなかったのと得点圏打率が低かったですね。
今期の収穫はなんといってもおかわり君こと中村選手ですね。８０試合でホームラン２２本でしたから来期は期待できそうです。栗山選手も今期の活躍を見ると来期は更に活躍できると思います。
守備ですが名手の上田選手と小関選手の出場回数が減ってましたね。もったいないです。
前々から何故中島選手をショートで使っているか僕は疑問に思ってます。守備範囲が狭く守備の動きも遅いので捕殺・刺殺共に他のチームのショートと比べたらかなり見劣りします。
来期は豊田投手、フェルナンデス選手、小関選手の穴をどう埋めるかと先発投手で１０勝近く上げれる投手を育てることが鍵ですね。
３選手の穴は若手の台頭等で埋まるでしょうが先発投手は流石に松坂投手、西口投手、帆足投手の３人だけでは怪我等で戦線離脱した場合を考えると必要になると思います。