気が付けば自分は変わっていた。
最近よく思うことは、人生悔いを残さずに死んでいきたいということ。
いや、正確には前々からずっと思っていたはずである。
でも最近思うことと以前から思っていたことは少し違う気がする。
自分が高校生の時、将来について考えた。
いわゆる人生の岐路というやつだ。
この時自分は大学進学を選ばなかった。
別に勉強をしたくなかった訳じゃない。
でもその時の自分には音楽しかなかった。
というのはカッコイイ言い方で、とにかく俺は学歴社会が嫌だった。
確かに学歴は重要かもしれない。
だけど学歴が無くても、その人間の中身「本質」が素晴らしければどこに行っても活躍出来るはず。
自分はそれを信じ、学歴を捨てることを選んだ。
やりたい事や目指すモノは生きていれば変わる事もあるだろうし変わってもいいと思う。
自分が音楽を選んだ事はここではあまり重要ではない。
自分の信念を信じ、貫き通すなら、どんな道を選ぼうとも「本質」を素晴らしいものにしなければならない。
そこから逆算すると「本質」さえ確立すれば素晴らしい人間になり、この先どの道を選ぼうともよいという事だ。
そういった経緯で、自分は自分がしっかり生きていく為に試行錯誤した。
この信念は今でも根本的には変わっておらず、これからも努力し続けようと思う。
では何が自分の中で変わったのか。
短刀直入に言えば、自分は学歴が必要だと思ったという事だ。
いくら人間の「本質」が素晴らしくても、それを見てもらえなければ意味がない。
学歴が無いという事は見てもらえないどころか一部の人間には偏見の眼差しで見られることさえもある。
それは専門学校を卒業してからのフリーター生活で痛いほど味わった。
自分が身をおいていた音楽業界では学歴は必要ない。
中卒だろうが高卒だろうが、反対に東大卒だろうが皆平等だ。
だったら学歴が無くてもいいじゃないかと思うかもしれないが、自分はそうは思わない。
確かに音楽業界という一つの世界で認められる為には学歴は必要ないかもしれないが、一つの世界でしか通用しない人間の「本質」が素晴らしいのかという事には疑問が残る。
これでは最初に定義した自分の信念からはずれてしまう。
さらに言えば学歴を得る為に学ぶ学問を通して人間の「本質」を高める事も出来る。
単に勉強すれば高まる訳ではないが、高める為に役に立つ一要因であることは間違いない。
「本質」を高めても学歴がなければ見てもらえない。
学歴を得る為に「本質」を高める。
これは効率がよい。
高校生の時にこの理論に到達していれば、大学受験を選択していただろう。
しかしこの理論に到達せずに大学進学をしていたら、決してこの理論に到達する事はなかっただろうから、一見遠回りのようなフリーター生活も決して無駄だとは思っていない。
そして自分は今年、大学を受験することにした。
考えている内容には大差はないが、やっていることは大きく違う。
昔の自分からは想像も出来ない。
人間とは実に不思議な生き物だ。
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最近よく思うことは、人生悔いを残さずに死んでいきたいということ。
いや、正確には前々からずっと思っていたはずである。
でも最近思うことと以前から思っていたことは少し違う気がする。
自分が高校生の時、将来について考えた。
いわゆる人生の岐路というやつだ。
この時自分は大学進学を選ばなかった。
別に勉強をしたくなかった訳じゃない。
でもその時の自分には音楽しかなかった。
というのはカッコイイ言い方で、とにかく俺は学歴社会が嫌だった。
確かに学歴は重要かもしれない。
だけど学歴が無くても、その人間の中身「本質」が素晴らしければどこに行っても活躍出来るはず。
自分はそれを信じ、学歴を捨てることを選んだ。
やりたい事や目指すモノは生きていれば変わる事もあるだろうし変わってもいいと思う。
自分が音楽を選んだ事はここではあまり重要ではない。
自分の信念を信じ、貫き通すなら、どんな道を選ぼうとも「本質」を素晴らしいものにしなければならない。
そこから逆算すると「本質」さえ確立すれば素晴らしい人間になり、この先どの道を選ぼうともよいという事だ。
そういった経緯で、自分は自分がしっかり生きていく為に試行錯誤した。
この信念は今でも根本的には変わっておらず、これからも努力し続けようと思う。
では何が自分の中で変わったのか。
短刀直入に言えば、自分は学歴が必要だと思ったという事だ。
いくら人間の「本質」が素晴らしくても、それを見てもらえなければ意味がない。
学歴が無いという事は見てもらえないどころか一部の人間には偏見の眼差しで見られることさえもある。
それは専門学校を卒業してからのフリーター生活で痛いほど味わった。
自分が身をおいていた音楽業界では学歴は必要ない。
中卒だろうが高卒だろうが、反対に東大卒だろうが皆平等だ。
だったら学歴が無くてもいいじゃないかと思うかもしれないが、自分はそうは思わない。
確かに音楽業界という一つの世界で認められる為には学歴は必要ないかもしれないが、一つの世界でしか通用しない人間の「本質」が素晴らしいのかという事には疑問が残る。
これでは最初に定義した自分の信念からはずれてしまう。
さらに言えば学歴を得る為に学ぶ学問を通して人間の「本質」を高める事も出来る。
単に勉強すれば高まる訳ではないが、高める為に役に立つ一要因であることは間違いない。
「本質」を高めても学歴がなければ見てもらえない。
学歴を得る為に「本質」を高める。
これは効率がよい。
高校生の時にこの理論に到達していれば、大学受験を選択していただろう。
しかしこの理論に到達せずに大学進学をしていたら、決してこの理論に到達する事はなかっただろうから、一見遠回りのようなフリーター生活も決して無駄だとは思っていない。
そして自分は今年、大学を受験することにした。
考えている内容には大差はないが、やっていることは大きく違う。
昔の自分からは想像も出来ない。
人間とは実に不思議な生き物だ。
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