乾麺との違いを調べてみたいと以前に書いた「乾燥麺」を、食してみました。その画像を貼りますね。スープがなかなか美味しかったです。
ゆで汁にスープをそのまま投入していいという点で言えば、システムは乾麺と同じでした。リアルな生麺は、ラーメン屋のように別鍋で茹でて湯切りをしなくてはなりませんので。
茹で時間が6分!というのは、リアルな乾麺ならばレッドカードです。生麺を茹でない状態で熱風等で乾燥させたから、この時間設定になったのかもしれません。だから、乾燥麺とあえて呼ぶのでしょうか。



ネットで調べても、明確な違いがわかりませんでした。そこで、まんぼう文庫?から本を探してみましたよ。ちょうど片付けをしている最中なので、いろんなアホな本が発掘されています。
古い本なので、今の定義と違うのかもしれませんが、推測できる材料は何とか整いました。
麺の乾燥の方法で分類すると、油揚げ乾燥、熱風乾燥、真空凍結乾燥の3種類があります。
この中の、熱風乾燥にも2種類の方法があるようです。本の用語をそのまま使いますが、烝熱後乾燥させるのが「アルファー化麺」、烝熱しないで乾燥させるのが「非アルファー化麺」と言うそうです。
いわゆる、生麺風乾麺は、前者のアルファー化麺であり、生麺を加熱せずにそのまま乾燥させた非アルファー化麺が「乾燥麺」なのではないかと推測されるわけです。推測、です。
烝熱ってナンジャラホイ?というところなんですが誰かこのブログの読者の方の中で、インスタントラーメン業界の方はいませんかねぇ。さっぱりわかりません。検索にもかかりませんでした。漢字から予想するに、事前に蒸気で熱するということですよね。そのまんまやん!(笑)
私はアホなので、こんなくだらないことを本気で勉強してしまうんです。そんなヒマあったら仕事をしろ!と怒られてしまうかも。誰に?


