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しまなび はるなび うまなび

日常の日記のブログとしてスタートしましたが、最近は競馬予想のブログになってしまいました。

今年のきさらぎ賞は、オボチャマ、オジョサマ

2015-02-05 17:40:38 | 日記
きさらぎ賞は、3歳馬の頂点を決めるダービーに直結することが多く、過去10年できさらぎ賞3着以内の馬の5頭がダービーで連対している。


1)1~3番人気で過半数を占める


過去10年の人気別成績は、
1番人気が(2-3-1-4)、
2番人気が(3-2-2-3)
でともに連対率は50%。

3番人気が(2-0-1-7)、
1~3番人気で馬券が獲れる(7-5-4-14)好走馬の半数以上を占めている。


ネット上の単勝オッズ

人気 馬名 予想オッズ
1 ルージュバック 2.5
2 ポルトドートウィユ 2.6
3 アッシュゴールド 5.1
4 レガッタ 5.8
5 グリュイエール 12.0
6 ネオスターダム 15.0
7 ダノンリバティ 27.2
8 ムーンクレスト 153.0
9 エメラルヒマワリ 288.6


2)前走オープン特別組が好調、未勝利組も侮れない

前走クラス別成績ではオープン特別組が(3-2-0-9)で連対率は35.7%。
と、いってもオープン馬は、2勝馬が主。

前走G3組は(3-1-2-18)で勝ち鞍数は互角だが、好走率はオープン特別組より劣る。


500万クラス組は(2-5-3-25)で連対率と複勝率は重賞組を上回る。

前走新馬組は(0-0-0-6)は苦戦。

しかし、未勝利組は
(1-2-4-10)で複勝率は41.2%と侮れない。


3)人気を問わず逃げ馬を警戒

脚質別成績は逃げ馬が
(2-4-0-5)で連対率60%と大活躍。
昨年はバンドワゴンが2着(勝ち馬はトーセンスターダム)。
11年は8番人気のリキサンマックスが2着(勝ち馬はトーセンラー)と好走。

先行馬は(3-3-3-29)で差し馬は(5-0-3-22)。


4)サンデーサイレンス系が連対馬の半数。

ディープインパクト産駒が
(3-1-1-4)で連対率44.4%の好成績。
京都のマイル戦で強さが際立つ同産駒。

そのほかはフジキセキ、スペシャルウィーク、アグネスタキオン、ネオユニウ゛ァースとサンデーサイレンス系種牡馬の勝ち馬が多い。


サンデーサイレンス系以外はノーザンダンサー系。
欧州ND系ホワイトマズル産駒が(1-2-0-0)と特注になるが、今年は出走予定馬にはいない。

これらの血統をサポートするのは、母系にグレイソウ゛リンが入っている馬。

ポルトドートウィユが該当する。
ディープインパクト産駒のレガッタは母父がエンドスィープ、昨年のトーセンスターダムと似た配合。


5)前走3着以内の馬が強い
過去10年の3着以内馬25/30頭が、前走の着順が3着以内

前走の着順

3着以内 9-9-7-39
4着以下 1-1-3-38


6)1800メートル上のレースにおける実績が重要

過去10年の3着以内馬25/30頭は、JRAの1800m以上のレースにおいて連対経験のある馬だった。


1800m以上のレースにおける連対経験の有無別成績(過去10年)

あり 9-8-8-49
なし 1-2-2-28


7)近年は京都・芝コースに実績のある馬が優勢

過去6年の連対馬12頭中、2014年2着のバンドワゴンを除く11頭は、京都・芝コースのレースにおいて連対経験のある馬だった。


京都・芝コースでの連対経験の有無別成績(過去6年)

連対経験の有無

あり 6-5-3-19
なし 0-1-3-26


8)キャリア豊富な馬は割り引き?

過去6年の3着以内馬18頭は、いずれも通算出走回数が5回以下で、6回以上の馬は好走例がなかった。

キャリア1戦だった3頭はすべて4着以下に敗れているが、基本的にはキャリアの浅い馬を重視すべきレースと言える。


通算出走回数別成績(過去6年)

通算出走回数

1回 0-0-0-3
2回 2-2-0-8
3回 2-3-3-7
4回 2-1-2-11
5回 0-0-1-1
6回以上 0-0-0-15



最後に昨日、紹介しなかった関西馬、グリュイエール(1-1-0-2)で鞍上はシュタルケ騎手。

デビュー2戦目となった未勝利(京都・芝2000m)で、2分00秒3の2歳コースレコードをマーク。

その後に、1勝馬の身で重賞に格上挑戦した前々走の東京スポーツ杯2歳Sで3番人気という支持を受けたが、結果は勝ち馬のサトノクラウンから0.5秒差の9着。
道中で行きたがるしぐさを見せて、折り合い面の不安が露呈する形になった。

さらに、単勝オッズ1.9倍と圧倒的な1番人気の支持を集めた前走の500万下・福寿草特別(京都・芝2000m)でも折り合いを欠いたことで最後の直線で伸びきれず、8頭立ての5着。
今回の課題も折り合いで、自分との戦いがこのレースのテーマ。


で、昨日の追いきりでメンコを外して寄せ馬をしたら、動きが一変したらしい…よ。

休養明けのルージュバックは楽々ウットチップコースて4馬身先着し、順調らしい。
あとは、関西圏の長距離輸送を克服するだけ!!



じゃ、(* ^ー゜)ノ