木枯らしに首をすくめる
霜月
花は姿を隠して冬ごもり
そこで・・・
ここ数か月に撮りためた写真を。
花屋の店前 あっちこっち
最近のお気に入り曲を添えます♪
木枯らしに首をすくめる
霜月
花は姿を隠して冬ごもり
そこで・・・
ここ数か月に撮りためた写真を。
花屋の店前 あっちこっち
最近のお気に入り曲を添えます♪
素朴な琴 八木重吉
この明るさのなかへ
ひとつの素朴な琴をおけば
秋の美しさに耐えかね
琴はしづかに鳴りいだすだろう
紅葉の季節
那須高原、日光、乗鞍、美ヶ原・・・と、景勝地は数々ありますが
詩が持つ力でしょうか
秋の美しさが
この詩を読むだけで
ぱ~っと目の前に拡がりふくらみ始めます
高く澄みきった青空 艶やかな紅葉
白いススキの穂 木の実に落ち葉 あかとんぼ
あまりの美しさに
そよ風が風鈴を微かに鳴らすように
琴の弦が震えだすのです
まさに琴線に触れるごとく
琴での演奏ではありませんが
この詩で思い浮かぶ曲が
チャイコフスキーのアンダンテ・カンタービレ_静かに歌うがごとく
この曲は、妹のアレキサンドラが住むキエフ地方にある田舎の別邸を、チャイコフスキーが訪問しているあいだに生まれました。
家屋の塗り替えをするために雇い入れたペンキ屋が、仕事をしながら歌っていたメロディーに魅せられたチャイコフスキー
すぐさまそれを譜面に起し、それをもとに「弦楽四重奏曲、第一番ニ長調」の静かな楽章を作りました。
冒頭にそのペンキ屋への献辞が添えられている「アンダンテ・カンタービレ」(静かに歌うが如く)は
チャイコフスキーと彼のファンであるトルストイとを合わせるために
親友のニコライ・ルビンシュタインが計画した音楽の夕べのプログラムにも入っていました。
チャイコフスキーは、その日の日記にこう記しているようです。
"It may be that never in my life have I as a composer been as flattered and touched as I was when Lev Tolstoy sitting beside me and listening to the Andante of my quartet, burst into a flood of tears."
「音楽家としての私の生涯のうちで、レオ・トルストイが私のかたわらに腰かけてアンダンテに耳を澄ましながら涙していた時ほど、心から満足に思い感動したことはなかった」
※ このエピソードはリーダーズダイジェストの「作曲家とその音楽の解説」を参考にしました。
–秋のノゲシ–
–ピラカンサ–
今日は青空が主役★
花びらの 白にイラスト 蕊の影
添える曲を、葉加瀬太郎さんの”Another Sky” と思っていましたが
横で聴いていた夫いわく
もっと良い曲があるよ。 昔のドーナツ盤を自室から探し出してきてくれました。
急遽、変更して
虹のかなたに 広がる夢は
旅でふれあう見知らぬ人に
訪ねてみたい 君のふるさと
会わせてほしい 君のともだち
明日に乾杯 明日は高らかに
空は七つの 恋の色
翼かがやき 雲をつきぬけ
今日も翔びたつ 7 4 7
虹のかなたに 逃げるな夢よ
時のいたずら ふしぎな出逢い
信じたくない 風のたよりを
忘れはしない 人のきづなを
明日は逢えるか 明日はあの人に
空は七つの 恋の色
心ときめき 今は羽ばたく
愛を届けて 7 4 7
なつかしぃ~と
遠い目
彼の好きそうな爽やかな曲です。
この曲を知ったのは
ずっと昔に観た映画「みじかくも美しく燃え」
映画の趣きを理解するには私はまだ若すぎて・・・(もっとも、今観ても理解できないかもしれませんが^^;)
ストーリーもすっぽり忘れてしまっていますが
深い緑に囲まれた湖畔のシーンと
静けさを演出するように流れたこの曲だけは印象的に残りました。
首都ブエノスアイレスを外れると
アンデス山脈の麓まで途切れることなく続く草原
そんな見渡す限りの大草原で育まれた民族音楽 フォルクローレ♪
風音を思わせるケーナ
パンパイプのサンポーニャ
小型ギターのチャランゴの響きに加えて
水の流れる音、鳥のさえずりを効果音にして
音の森林浴、究極のいやしの響きが拡がります。
予定調和のごとく、無理のないメロディーライン
15年も前だったか、北アルプスで出会ったWAYNOの演奏
忘れられない響きでした。
「アンデスの青い星」の別名を持つ
アンデス高原に分布するテコフィラエア科の球根植物
学名の「キアノクロクス」は青いクロッカスの意味で 目の覚めるようなコバルトブルーの花弁が特徴的です。
花の中心部は白く、淡い芳香があり、花喉には軟毛が密生します。
自生地では乱獲により80年前に絶滅したとされていましたが、
2001年にチリで群生地が発見され保護されています。