くたばれ !!! ストーカー

ストーカー・ストレスを解消するためのブログ。

ストーカーに読ませたい本<4>

2007-09-11 21:45:28 | ストーカーに読ませたい本

愛されなかった時どう生きるか/加藤諦三/PHP文庫


 人間関係に満足している人間は、相手に要求すべきことを要求する。しかし、情緒未成熟で欲求不満な人間は、自分の付き合っている相手にほとんど全てのことを要求する。

 例えば、心の許せる友人がいない男がいるとする。その男が恋愛すると、彼は本来、友情の中で満たされるべき感情までその恋愛の中で満たそうとする。

 彼は男に求めるべきことまで恋人に求め始める。当然その欲求は叶えられない。しかし、その欲求を叶えることを求める。恋人からみて、その男は何とも要求がましい男に思われてくる。恋人はその欲求にいつもプレッシャーを感じるようになる。

 彼が口ではっきりと要求しなくても、彼の欲求不満は恋人に伝わる。恋人は彼とい時何となくストレスが強くなる。つまり、相手にあまりに多くを要求しすぎるのである。

 会社では同僚や上司、部下ともうまくいっている。学生時代の友人ともうまくいっている。この様な男性が恋愛をすると、恋人は先ほどのようなプレッシャーを感じることはない。当然、恋人に要求していいことしか要求してこないからである。

 人間の欲求は色々な人間関係の中で満たされていくものである。

 ところが、人間関係がうまくいっていない人であればあるほど、一つの付き合いに全てを求めてしまう。

 それが相手にとってプレッシャーとなり、嫌われていくのある。