新星空の友

準大接近後、火星のアリンの爪を撮影しました

 火星準大接近後、アリンの爪を撮影しました。
 10月11日晴れ。台風一過ではないですが、台風14号がそれて天気が回復しました。
 夜の撮影時は快晴でした。20cmドブソニアン望遠鏡にASI290MC動画カメラを取付けてパソコンモニターをチェックしました。
 火星の模様がきれいに見えています。地平高度20度台でもシーイングが良いです。像の揺れも少なく大体安定した像です。アリンの爪がハッキリ見えます。今季最高の火星撮影条件です。
 これはしっかり撮影しておかねばと思い、たくさん撮影しました。
 撮影終了前に家の中にいた妻を呼び、パソコンモニターに映る火星を見てもらいました。
 就寝前にソフト現像処理して、写りを確認しました。アリンの爪が大きくきれいに写っていました。
 大シルチスは隠れる手前です。次回は大シルチスを狙って撮影する予定です。

 撮影した写真を添付します。

 写真中央の歯ブラシのような形の所がアリンの爪です。左端が大シルチスです。南極冠は氷が解けて随分小さくなりました。

火星アリンの爪

2020年10月11日20時09分~11分
露出1.5ms×500/1000フレーム×10コマ
20cmドブソニアン望遠鏡 f1200㎜ ×2倍バローレンズ
ASI290MC IR/UVカットフィルター GAIN300 動画撮影 
RegiStax6+ステライメージ8(画像復元無)+フォトショップ処理
トリミング自宅 気温20℃ ※キャプチャエリア480×274、下が北

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