20cmドブソニアン望遠鏡で天王星の衛星を撮影しました。
12月2日晴れ。夕食後、海王星の衛星に続き、天王星の衛星を撮影することにしました。
火星の中接近の最接近の次の日ですが、火星は撮影せずに天王星の衛星撮影に集中しました。
導入はペンダントの惑星の中から天王星を選んで自動導入しました。本日(12/2)はアラインメントを数回やり直して導入精度が良いため、一発導入できました。
×200倍で眼視観察しますと、青っぽい丸状に観察できました。間違いなく天王星であることを確認しました。衛星は観えません。
ASI290MC動画カメラに切り替えてパソコンモニターで映るようにしました。
海王星よりも明るいため、ピント合わせが容易でした。
前回の天王星の衛星撮影と同様にして撮影しました。
急に冬の気温になり、コートと手袋、足先用カイロの真冬の防寒対策でした。
夜、ソフト現像処理して写真制作しました。
天王星の衛星は5個写る予定でしたが、ミランダ(16.3等)は写りませんでした。15等以下の4個はあぶり出せました。
あぶり出せた天王星の衛星は、アリエル(14.2等)、ウンプリエル(14.8等)、タイタニア(13.7等)、オベロン(13.9等)です。
撮影した写真2コマを添付します。
天王星の衛星も初めて撮影しました。
写真②の天王星も見た目小さいため、青っぽい丸状に写る程度です。
尚、天王星について調べますと、赤道傾斜角が約98度で自転軸がほぼ横向きだそうです。地球は赤道傾斜角23.4度です。
①天王星の衛星4個
2022年12月2日19時40分~43分 露出0.3秒×100/200フレーム×3コマ
20cmドブソニアン望遠鏡 f1200㎜ ASI290MC IR/UVカットフィルター
GAIN350 動画撮影 ステライメージ9(画像復元無)トリミング自宅
気温7℃ ※キャプチャエリア544×548
②天王星
2022年12月2日19時49分~51分
露出8.5ms×100/200フレーム×10コマ
20cmドブソニアン望遠鏡 f1200㎜ ASI290MC
IR/UVカットフィルター GAIN350 動画撮影
ステライメージ9(画像復元無)トリミング自宅
※キャプチャエリア320×240