12月に入ってからシーイングの良くない火星撮影になりました。
12月6日晴れ。夕方の薄明後、風もないため火星撮影することにしました。
20cmドブソニアン望遠鏡を庭へ出して撮影準備しました。
パソコンモニターで火星像をチェックしましたが、南極冠がほとんど判りません。南極冠はピント合わせに使っていましたが、今回火星の模様全体でピント合わせしました。
風がなくても上空の大気は揺らいでいるようです。11月までは南極冠と地形模様がまあまあ見えていました。12月に入ってからは、地形模様がボーとしています。撮影しても地形模様がきれいに写るかどうか判りません。
とりあえず動画撮影しました。
夜、ソフト現像処理しました。
やはり地形模様はボーとしていてきれいにあぶり出せませんでした。頑張って撮影してもきれいな火星像を撮影することは難しくなってきました。これまでは特に気にしなくてもASI290MC動画カメラで普通にきれいに写っていましたから。
シーイングの良くない季節になったみたいです。運よくシーイングの良い時に撮影できればと思う次第です。
良くないシーイングで撮影した写真を添付します。
地形模様はソフト現像処理をいろいろやってもこの程度しかなりませんでした。シーイングの良否が写りにもの凄く影響します。
遠ざかる火星(良くないシーイング)
2020年12月06日17時52分~56分
露出1.2ms×500/1000フレーム×12コマ
20cmドブソニアン望遠鏡 f1200㎜ ×2倍バローレンズ
ASI290MC IR/UVカットフィルター GAIN300 動画撮影
RegiStax6+ステライメージ8(画像復元無)+フォトショップ処理
トリミング自宅 気温9.5℃ ※キャプチャエリア320×240、下が北