星槎大学メルマガ用ブログ

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共感生む学びあいゼミ 読売新聞全国版に掲載

2008年06月11日 10時43分02秒 | Weblog
5月30日 読売新聞に掲載された 記事 抜粋です。

共感生む学び合いゼミ

ハンデのある学生も ハンデのある子の親も 一緒に学ぶ大学がある。
自己紹介が、昼休みをはさんで延々と続いた。今月11月の日曜日、通信制の星槎大学の横浜市内にあるスクーリング会場に 21人の学生が集まった。 丸一日続くプロゼミと呼ばれる授業だった。 (中略)

中でも目立つのは、発達障害の子どもを育てた母親と、不登校など、紆余曲折を経て入った大学の系列校、星槎国際高校出身の若者だ。
「小学生の子どもの発達障害のことを、実は良く分からないで育ててきました。」と元看護師の女性が体験談を交えて告白、別の母親が 共感の涙を流した。

鈴木達也さん(19)は、星槎国際高校に入る前、別の高校に入学して数日でいじめを受け、うつ病に苦しんだ経験を持つ。

「ボクは星槎に救われた人間です。 カウンセラーか星槎の教師になりたい」今度は高校の校長をかねる高津准教授が「うれしいねえ」と涙ぐんだ。

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開学5年目の星槎大学は、本部を北海道芦別市に置き、全国30箇所近くにスクーリング会場を設けている。筆記試験はなく、書類審査だけで入学できる。正科生も1科目から履修でき 大学側はリポートの書き方から指南。「何年でも在籍したい」と語る女性もいる生涯学習者の大学だ。

(中略)

母親の一人で 横浜氏の岩田利絵さんは 「子どもが星槎に入り、周りの環境によっていかに子どもが変わるかを身をもって体験した。親の思いだけなく、色んな知識を見につけ、困っている人たちの役に立ちたい。

スクーリングで顔をあわせる機会は限られても、様々な人々が互いに学びあう効果を大学も計算に入れている。特別支援教育を支える多様な人材は、こうした大学からも生まれようとしている。