音々の足跡

日々の暮らしで感じたもの、見たもの、集めたもの・・・

ブーツ

2022年11月28日 | 日記
十一月もあと二日で終わり

比較的暖かかったのも

終わりそうです。

十二月一日頃からは本格的な冬になりそう。

寒くなると履きたくなるのが

ブーツですね。



近頃は一年中スニーカーを履いていますが

この冬はブーツがマイブーム。

靴は通販ではなく店舗じゃないと

ということでデパートに行くことに。

ところが改装後の売り場がガラッと変わり

どれを選んだらいいの?

以前は年配者向けのコーナーがあって

そこで履きやすい靴を選べたのですが・・・

コロナ禍の中、決断して来たので

どうしても買って帰りたい!

そこで店員さんに選んでもらい

きついなあ~と思いつつ購入。

近場へ履いていくと

やっぱりきつい~



次に履き心地を

セールスポイントにしている

通販のブーツを注文することに。

(この時点で冷静さはすでに失われています)

‘絹のように柔らかく軽い’商品だそうで

口コミも好意的なものがほとんどでした。

商品が届くと

あれ~色が違う!革が固い!重い!

返品することに。トホホ

快適なブーツって

存在するのでしょうか?



祝 第一位

2022年11月21日 | 日記
昨日こんな雑誌を買ってしまいました。



クラシックの専門誌です。

私の推しのピアニストの牛田智大さんの

写真や記事がたくさん載っていて

付録のカレンダーも素晴らしいと

ファンのツィートに熱く書かれていました。

この号は永久保存版!だそうで

私も熱いファンのお仲間に・・・



届いた雑誌の気になるページは

三ヶ月にわたって行われた

‘ピアノの詩人ショパン’の

読者アンケートの結果です。

‘好きなショパンの演奏家’の第一位は

何と牛田さんじゃありませんか!



びっくりしました。

外国の方やお亡くなりになられた方

すべてが対象の中で

圧倒的多数を獲得されました。

牛田さんもこの結果を驚かれて

メッセージを書かれています。



去年のショパンコンクールは

残念な結果でしたが

このアンケートで報われた思いです。





兵庫津へ吟行

2022年11月13日 | お出かけ
先日、小春日の半日を

兵庫津(ひょうごのつ)で過ごしました。

兵庫津とは兵庫の港のことで

神戸のJR兵庫駅の南に広がるエリアが

最近‘兵庫津の道’として

散歩コースになっているようです。

コロナが気になりましたが

俳句仲間との吟行(俳句を作りにお出かけすること)は

四年ぶりなので参加することにしました。

集合場所からまず兵庫運河をめざします。

ここは日本最大の運河。

以前は木材の集積所だったので

水質が悪かったのですが

最近は改良されて

夏場は海のエイがやって来るほどに

水がきれいになっています。

当日も橋から運河を見下ろすと

たくさんの魚の群れが泳いでいました。

(写真は撮り忘れました)

次に日本三大仏の一つとされる

兵庫大仏へ向かいます。



明治時代に建立された初代大仏は

戦時中に金属供出されたので

現在の大仏は

平成三年に再建された二代目です。

奈良の大仏さんと比べると小さいですが

十分に迫力のあるお姿。



(身の丈十一メートル)

石段を上がると間近でお顔を拝めます。

大仏が安置されているのは

天台宗の古刹の能福寺

平清盛とゆかりのあるお寺です。

さらに足を伸ばして清盛塚へ。



清盛の墓と伝えられていたのに

墳墓でないことが発掘調査で分かったそうです。

見学後には昼食、句会。

あっという間に終わった吟行でしたが

久々に

知らない土地を巡る楽しみを味わえました。

でも又、コロナ感染者数が増えてきたので

次の外出はいつになることやら・・・






















寂聴さん

2022年11月06日 | 日記
明日は立冬

暦の上では冬が始まります。

先日、瀬戸内寂聴さんの

句集「ひとり」を買いました。



寂聴さんはご存知の方が多いでしょうが

流行作家から出家されて

去年九十九歳で亡くなられました。

多くの作品を書かれた中で

唯一の句集がこの「ひとり」です。

数年前に出版され各メディアで紹介され

関心はありましたが

購入までには至らずじまいでした。

今回入手したきっかけは

この本を読み



次にこの本を読んだからです。



「あちらにいる鬼」は

寂聴さんが出家する前に

関わりのあった男性の娘さんが

自分の家族と寂聴さんとのいきさつを

赤裸々に描いた話です。

映画化されたので

ご覧になった方もおられるかも。

自分たちのことをここまで書けるとは

小説家とはかくも厳しいものかと思いました。

「寂聴 残された日々」はエッセイで

おそらく最後の作品ではないでしょうか?

この二冊で寂聴さんの俳句を

無性に読みたくなったのです。

上手下手は別として

寂聴さんにしか詠めない世界があり

特に印象に残るのは

「御山(おんやま)のひとりに深き花の闇」

東北のお寺で夜を一人で過ごされた時の

作品だそうです。

俳句では‘花’は桜のことで

情景がありありと浮かぶ句です。

書くことが生きがいだった寂聴さん。

十一月九日は命日です。