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続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版」

《日本を代表するクライマー・山野井泰史に密着取材したドキュメンタリー。自身もヒマラヤ登山経験のあるジャーナリストの武石浩明が監督を務め、長期に渡る取材を敢行。貴重な未公開ソロ登はん映像や、同じく登山家である妻・妙子さんへの取材、関係者の証言などを交えながらその軌跡を振り返り、“垂直の世界”に魅せられた男の生き様に迫る。ナレーションを岡田准一が担当。2022年3月に開催された「TBSドキュメンタリー映画祭2022」で上映されたバージョンに9分間の新規映像を追加した「完全版」が、22年11月に単独劇場公開。》

山野井泰史さんという人のことは全く知らなかったけど、手足の指を失ってまでも岩壁に挑戦する姿はまさにクレイジージャーニー、同じ方向を向きながら、いつも明るい笑顔を絶やさない奥さんも印象的だった。

登山家の映画といえば、今年の8月に観た、断崖絶壁に命綱なしで挑む若き天才アルピニスト、マーク・アンドレ・ルクレールに密着したドキュメンタリー「アルピニスト」が記憶に新しいところだけど、体力と精神力の極限に挑む様子はこちらも負けずに凄かったというか、時々再現映像のように映し出される、まさに垂直の世界に留まる2人の様子が臨場感あり過ぎて、あり得ない光景に思わず旦那と顔を見合わせてしまった。

奥多摩の登山道でジョギング中に熊に襲われた時の映像にもびっくり、普通なら深刻になりそうなのにちょこっと犬に噛まれたぐらいな様子に呆れてしまったというか、その後の回復力にもびっくり、そういえば過酷な自然と向き合っている山野井さん夫婦の顔色のいいこと、山野井泰史さんが1965年生まれ、奥さんの妙子さんが1956年生まれとなっているけどとてもそんなふうに見えない若々しさや熱量にもびっくり。

“語り手”が岡田准一くんというのは意外だったけど、彼自身、いつかヒマラヤのメラピークという、ネパールにある6000m峰に行くと決めているんだとかで、山野井泰史さんの名声や名誉に関係なくただ好きなことに打ち込む姿に心酔していることがわかって納得、落ち着いたナレーションもよかった。

☆あらすじ☆
世界の巨壁に単独・無酸素・未踏ルートで挑み続け、2021年には登山界最高の栄誉であるピオレドール生涯功労賞をアジア人として初めて受賞した山野井泰史。その後も彼の挑戦は終わらず、伊豆半島にある未踏の岩壁に新たなルートを切り拓くべく奮闘する。
※映画.comより

キャスト
山野井泰史

監督
武石浩明

109分

G

角川シネマ有楽町 18:20〜観客40人程/237席





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