続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「帰ってきたヒトラー」(2015独/ギャガ)

《現代に甦った独裁者ヒトラーが、モノマネ芸人だと誤解されて大スターになる様を描いた話題のベストセラー小説を映画化。リアリティを追求するため、無名の実力派舞台俳優オリヴァー・マスッチをヒトラー役に抜擢。実在の政治家や有名人、ネオナチらと顔を合わせるというアドリブシーンを盛り込みながら、センセーショナルな展開を繰り広げていく。》

これまでもヒトラーを描いた映画は色々あったけど、場内に笑い声がこんなに響いたのは初めて!

ヒトラーものをコメディにできるなんていい時代になったものだと思いながらも、観ているうちにだんだんブラックな笑いに変化、終わってみれば、第二、第三のヒトラー誕生の予感に背筋が凍る思いだった。

ヒトラーを演じたオリヴァー・マスッチは似ているからキャスティングされたのかと思ったら、実際は全然違う顔でびっくりしたけど“無名だけど名優”を探した結果と知って納得、人間的な魅力を持ちながらも大切なものが大きく欠落しているヒトラー像を演じて説得力があった。

ストーリー
リストラされたテレビマンに発掘された男は、テレビでとんでもない演説を繰り広げ、視聴者を驚かせた。自信に満ちたその演説は、完成度の高いヒトラーのモノマネ芸と認識され、大衆の心を掴む。しかし彼こそが、タイムスリップしてきた本物のヒトラーだった。


原題 ER IST WIEDER DA

116分

監督
デヴィッド・ヴェンド

出演
オリヴァー・マスッチ
ファビアン・ブッシュ
クリストフ・マリア・ヘルプスト
フランツィシカ・ウルフ
カッチャ・リーマン

TOHOシネマズシャンテ2 13:50~満席/202席




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