《奔放な10代を過ごした末に30歳年上のベストセラー作家と結婚し、理想の妻として家庭を守ってきた50歳の主人公ピッパ・リーが、自らの人生に疑問を抱き心揺れるさまを描く》
今日は日曜日なので大森ではお姑さまの様子見をしてから川崎に向かいました
TOHOシネマズ川崎に着いて昨日から考えていた「コララインとボタンの魔女 3D」を観るつもりが、19:35から始まるこの映画に目が止まったのでそろそろ上映回数の少なくなりそうなこちらにしましたが、これは好きかも、いい意味で思っていたのと違う映画で面白かったです、奇想天外な設定なんだけどずんずんと心に入ってくるというか、比較するのは違うけど「ガープの世界」を思い出しました
主役のロビン・ライト・ペンはけっこう好きな女優さんですが珍しくエキセントリックな役柄で驚きながらも、やっぱり品の良さがあってステキでした、アラン・アーキンの若作りにもびっくり(笑)
脇の俳優さんたちがまたなにげに豪華でモニカ・ベルッチやジュリアン・ムーア、ウィノナ・ライダーなど主役クラスが贅沢に使われていたのは“アーサー・ミラーの娘レベッカ・ミラーが自身の処女小説を自らメガフォンをとり映画化”したものだからでしょうか、パンフをまだ読んでないのでそのあたりはわかりませんが、キアヌ・リーヴスが出ていたのも嬉しかったです、胸の“彫り物”が怖いような可笑しいような変な感じでしたが(笑)
それにしてもこの邦題はひどいかも、これに釣られて観ようと思う観客には向かない内容なのでは?
「ピッパ・リーの光と影」とか「ピッパ・リーの世界」とか…いっそ原題を日本風にアレンジして「プライベート・ライフ・オブ・ピッパ・リー」とかにしてミニシアター展開にしてもよかったような気がしました。
原題:The Private Lives of Pippa Lee
TOHOシネマズ川崎8 19:35~観客20人程/112席
