続・とりあえずの映画鑑賞メモ

カラヴァッジョ 天才画家の光と影(2007伊=スペイン=独=仏/東京テアトル)

“この身は愛するために、命は描くために”

《16世紀イタリアを代表するバロック絵画の巨匠カラヴァッジョの波乱の生涯を描く》

竹橋の東京国立近代美術館で「生誕120年 小野竹喬展」を味わった後は、東西線東で京橋に向かいました

これは公開された時から早く観たいと思っていた作品でしたが時間的に合わなくてなかなか観られなかったので、観るなら今日しかない、丁度、美術館帰りだし、“画家特集”で、流れ的にもよかったかも

内容は自伝的ドラマで、ミラノで絵の修行に励んでいたカラヴァッジョが、やがてコスタンツァ・コロンナ侯爵夫人の支援を得て、芸術の都ローマへと向かい、ローマでは画家のマリオ・ミンニーティと知り合ってダルピーノの工房に入り、彼の評判を聞きつけたデル・モンテ枢機卿からの援助を受けたり、“高級娼婦”との恋愛もあるし、カラヴァッジョのことはよく知らないながらも、男にも女に愛されて、才能も認められて、恵まれた身なのに、破滅の道まっしぐらな人生というのが、凡人には理解できなかったりもしましたが、そこがまた天才たる由縁なのかもと思うと興味深いものがありました。

銀座テアトルシネマも独自ラインナップが定着していて水曜日はかなりの混雑、次回上映作品はドン・ジョヴァンニが主人公でこれも混みそう

原題:Caravaggio

銀座テアトルシネマ18:40~観客7割程/150席

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「映画」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事