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続・とりあえずの映画鑑賞メモ

証人の椅子(1965/山本プロ)

“検察・警察権力による犯人デッチ上げの構造を暴く力作”

《裁判費用に耐え切れず無実の罪に服した女性の事件を通して、国民の人権を蹂躙する検察権力の横暴を描く》

本日2本目のこちらは先に観た「にっぽん泥棒物語」があまりに面白過ぎたせいもあって余韻覚めやらぬ間の前半は少し退屈でしたが“図式”が見えてから俄然面白くなって画面から目が離せなくなりました。

これは徳島で実際に起こったラジオ商殺し事件を題材とした作品なんですね、「にっぽん泥棒物語」もですが、どちらも実際にあった事件を踏まえて作られたもので、今の時代にも通じるものがある内容でした

それにしても月曜日の昼間の回なのにおじさんたちがけっこう集まっていて、昔ながらの入れ替えなしの2本立てを楽しんでいるような雰囲気はいいものですね

この特集は3月7日までで、3月8日からは“今よみがえる、あの日の2本立て”というまたまた好企画に突入、マタンゴや若大将、ドリフにクレージーが集まるみたいで、当分パトス通いが続きそう

銀座シネパトス1 15:00~観客5割程/177席
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