「パーフェクト・ケア」(2020米/KADOKAWA)

《『ゴーン・ガール』のロザムンド・パイクが、高齢者を狙う悪徳後見人に扮するサスペンス。医師や介護施設と結託し、資産家の高齢者から金品を搾り取ってきた悪徳“法廷後見人”の女性が、思わぬトラブルに巻き込まれる様を描く。J・ブレイクソンが監督を務め、ピーター・ディンクレイジ、エイザ・ゴンザレス、ダイアン・ウィーストらが出演する。》

なにこれ、めちゃ面白いんですけど！！！

後見人や介護施設など出てくるので、悪徳後見人を摘発する社会派ドラマと思ったら、もう誰に味方していいやらの悪人だらけでドキドキハラハラ、最後に正義が勝つ！的な爽快感はなかったけど、そうきたか、な展開で最後まで画面に釘付けの2時間だった、主人公の悪徳後見人を演じたロザムンド・パイクの悪女ぶりや、食い物にされて施設に入れられた老女を演じたダイアン・ウィーストのさすがの演技も最高！

そして何と言っても敵に回したら怖いマフィアのドンを演じたピーター・ディンクレイジがまたどハマリ！

これは全国の劇場では３週間限定公開でアマプラやU-NEXTなどデジタル配信でも観られるとのことなのでアマプラをチェックしてみたらレンタル料1900円って、映画料金よりも高いのには驚いたけど(^^;

あらすじ
判断力の衰えた高齢者をケアする、法廷後見人のマーラ。裁判所からも信頼をされるその裏では、顧客の資産を医師や介護施設と結託し搾り取っていた。彼女は新たな標的に老女ジェニファーを選んだが、身寄りのないはずのジェニファーの背後にはマフィアの影が……

原題 I CARE A LOT

118分

監督
J・ブレイクソン

キャスト
ロザムンド・パイク
ピーター・ディンクレイジ
エイザ・ゴンザレス
ダイアン・ウィースト

角川シネマ有楽町17:55〜観客30人程/237席