「古嶺街少年殺人事件」の面白さよくわからなかったけど、エドワード・ヤン監督の第2作目であるこれは、今となってはどうやっても描き出せない80年代の台北の風景を観ているだけでも飽きなくて、富士フイルムやNECの看板、時折出てくる日本のアイテムにも親近感を覚えた、俳優としても出演の若かりしホウ・シャオシェン監督を観られたのも収穫!
気になりながら見逃していたこの作品とやはり気になっていた「タレンタイム」が2本立てだなんてラッキー、超久しぶりに飯田橋ギンレイホールにも足を運ぶきっかけになってよかった。
あらすじ
不動産ディベロッパーで働くアジンと布地問屋を営むアリョンは幼なじみで恋人同士。しかしアジンが突然解雇されてしまうなど問題が起こり始めると、次第にふたりにすきま風が吹き始める。そしてある過去の出来事が重なり、やがて思いもよらない結末を迎える。
原題 青梅竹馬
119分
監督
エドワード・ヤン
出演
ホウ・シャオシェン
ツァイ・チン
ウー・ニエンチェン
クー・イーチェン
飯田橋ギンレイホール18:15~観客8割程/222席


