続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「ネクスト・ゴール・ウィンズ」(2023英=米/ウォルト・ディズニー・ジャパン)

《「ジョジョ・ラビット」「マイティ・ソー」シリーズのタイカ・ワイティティ監督が、世界最弱のサッカーチームがワールドカップ予選で起こした奇跡のような実話をもとに映画化。2014年に「ネクスト・ゴール! 世界最弱のサッカー代表チーム 0対31からの挑戦」としてドキュメンタリー映画化もされたエピソードを、ワイティティ監督独自の世界観とユーモアを交えて描き出す。主人公トーマス・ロンゲンを「それでも夜は明ける」のマイケル・ファスベンダー、米領サモアのサッカー協会会長タヴィタをオスカー・ナイトリー、ロンゲンの元妻ゲイルをドラマ「ハンドメイズ・テイル 侍女の物語」のエリザベス・モスが演じた。》

マイケル・ファスベンダーの作品といえば2017年9月に観た「エイリアン コヴェナント 」や2019年7月に観た「X-MEN:ダーク・フェニックス」とか特殊な役が続いたので、普通の人間役の彼を目にするのは2017年6月公開の「光をくれた人」以来になるので、まずは久しぶりに端正な姿を見られてよかったというか、ファスベンダーの以外知ってる顔がなかったけど、サモアが場合というのも珍しくて最後まで飽きずに観ることができた、緑濃い山や透明感のある海など「モアナと伝説の海」の舞台にもなったサモアの美しい風景もみどころ。 

朝からバタバタしていた上にお彼岸のお寺さんをお迎えする準備でずっと座る間もなく動いていたので途中うとうとしてしまったところもあるけど、型破りなためにアメリカを追われて嫌々ながら就任した監督と負け犬と呼ばれたアスリートたちとが少しずつ距離を縮めていく様子は感動的。

いわるゆるトランスジェンダーと呼ばれる存在が、サモアではファファフィネと呼ばれ古くから尊重されてきた“第3の性”であるということがわかったのも収穫というか、実際に第3の性を持つカイマナが演じたジャイヤとファスベンダーが演じた監督にとのやりとりも素敵だった。

実は今、ちょっと厄介な問題を抱えているのでエンドロール後に流れる映像に元気をもらえた、どんな映像かは観てのお楽しみ?

☆あらすじ☆
米領サモアのサッカー代表チームは、2001年にワールドカップ予選史上最悪となる0対31の大敗を喫して以来、1ゴールも決められずにいた。次の予選が迫る中、型破りな性格のためアメリカを追われた鬼コーチ、トーマス・ロンゲンが監督に就任し、チームの立て直しを図るが……。
※映画.comより

キャスト

キャスト
マイケル・ファスベンダー
オスカー・ナイトリー
カイマナ
デビッド・フェイン
レイチェル・ハウス
ビューラ・コアレ
ウィル・アーネット
エリザベス・モス
ウリ・ラトゥケフ
クリス・アロシオ
セム・フィリポ
イオアネ・グッドヒュー
リーヒ・ファレパパランギ
ヒオ・ペレササ

監督
タイカ・ワイティティ

原題  Next Goal Wins

104分

G

T・ジョイPRINCE品川4 20:25〜観客15人程/119席










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