続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「夜明けのすべて」(2024/バンダイナムコフィルムワークス=アスミック・エース)

《「そして、バトンは渡された」などで知られる人気作家・瀬尾まいこの同名小説を、「ケイコ 目を澄ませて」の三宅唱監督が映画化した人間ドラマ。NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で夫婦役を演じた松村北斗と上白石萌音が山添くん役と藤沢さん役でそれぞれ主演を務め、2人が働く会社の社長を光石研、藤沢さんの母をりょう、山添くんの前の職場の上司を渋川清彦が演じる。2024年・第74回ベルリン国際映画祭フォーラム部門出品。》

正直なところ松村北斗くん目当てで観たところもあるけど、「ケイコ 目を澄ませて」では聴覚障害のボクサーと彼女に寄り添うような周囲の人々を描いて印象的だった三宅晶監督が今作も繊細な題材に丁寧に取り組んでいる様子が伝わってきて、PMS(月経前症候群)の藤沢さんとパニック障害の山添くんの2人が最初は自分のことで精一杯だったのが少しずつではあるけど他人の力になれるかもしれないと思うようになる過程に無理がなくて、温かい気持ちになれたというか、山添くん役の松村北斗くんと藤沢さん役の上白石萌音ちゃんは朝ドラで夫婦役を演じただけあって相性抜群、光石研さんやりょうさん、渋川清彦脇さんなど脇も充実していて最後まで引き込まれた。

のつもりだったけど、途中で何度かスクリーンが真っ黒になって怖くて声を出そうにも出せなくて焦ったけど、劇場側の不備かと思ったら、何度か私の寝息が聞こえてきたという旦那の言葉にびっくり、オーマイガー(^^;

☆あらすじ☆
PMS(月経前症候群)のせいで月に1度イライラを抑えられなくなる藤沢さんは、会社の同僚・山添くんのある行動がきっかけで怒りを爆発させてしまう。転職してきたばかりなのにやる気がなさそうに見える山添くんだったが、そんな彼もまた、パニック障害を抱え生きがいも気力も失っていた。職場の人たちの理解に支えられながら過ごす中で、藤沢さんと山添くんの間には、恋人でも友達でもない同志のような特別な感情が芽生えはじめる。やがて2人は、自分の症状は改善されなくても相手を助けることはできるのではないかと考えるようになる。
※映画.comより

キャスト
松村北斗
上白石萌音
渋川清彦
芋生悠
藤間爽子
久保田磨希
足立智充
宮川一朗太
内田慈
丘みつ子
山野海
斉藤陽一郎
りょう
光石研

監督
三宅唱

119分

G

T・ジョイPRINCE品川7  18:35〜感覚30人程/124席












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