続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「ノースマン 導かれし復讐者」(2022米/パルコ)

《「ライトハウス」のロバート・エガース監督が、北欧の大地を舞台に繰り広げられる、1人の男の復讐の旅路を描いたアクション大作。「ゴジラvsコング」のアレクサンダー・スカルスガルドが主演・製作を務め、アニヤ・テイラー=ジョイ、ニコール・キッドマン、ウィレム・デフォー、イーサン・ホーク、ビョークら豪華キャストが共演。》

9世紀のスカンジナビア地域が舞台の復讐劇ということで、バイキングや北欧神話などに詳しい方がより楽しめそうだけど、知らなくてもニコール・キッドマンやイーサン・ホーク、ウィレム・デフォーなど豪華キャストで楽しめたというか、少し前に「ロード・オブ・ザ・リング」三部作を続けて観たので、冒頭はまるで“王の帰還”のようでゾクゾクしてしまった。

ロバート・エガース監督といえば、2017年の8月に観た「ウィッチ」では疑心暗鬼で家族が崩壊していく様子を描いて、少女から大人になりかけのヒロインを魅力的に演じたのが最近では大活躍のアニヤ・テーラー=ジョイだったり、2021年の7月に観た「ライトハウス」では2人の灯台守が極限状態に追い詰められていく様子を描いて、とにかく不安、不穏、不快、不吉、不気味、不愉快などなど“不”のつく感情総動員なんだけど、モノクロで美しさを感じさせる映像で、共演したのがウィレム・デフォーとロバート・パティンソンだったりで、キャスティングや演出が好みなのかも。

10歳の少年が数年後にアレクサンダー・スカルスガルドになっていたのは違和感がありすぎて困ったけど、ターザンを演じた俳優さんだけあって見事な肉体を披露、相変わらず美しいニコール・キッドマンも印象的だった、9世紀スカンジナビアの風景や時代再現もみどころ。

☆あらすじ☆
9世紀、スカンジナビア地域のとある島国。10歳のアムレートは父オーヴァンディル王を叔父フィヨルニルに殺され、母グートルン王妃も連れ去られてしまう。たった1人で祖国を脱出したアムレートは、父の復讐と母の救出を心に誓う。数年後、アムレートは東ヨーロッパ各地で略奪を繰り返すバイキングの一員となっていた。預言者との出会いによって己の使命を思い出した彼は、宿敵フィヨルニルがアイスランドで農場を営んでいることを知り、奴隷に変装してアイスランドへ向かう。
※映画.comより

キャスト
アレクサンダー・スカルスガルド
ニコール・キッドマン
クレス・バング
アニヤ・テイラー=ジョイ
イーサン・ホーク
ビョーク
ウィレム・デフォー 

監督
ロバート・エガース

原題 The Northman

137分

PG12

T・ジョイPRINCE品川4 18:10〜観客30人程/119席








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