続・とりあえずの映画鑑賞メモ

おそいひと(2004)

“コロスゾ…実際に重度身体障害者の住田雅清を主演に起用し、障害者が犯罪者となるというショッキングなストーリー展開で物議を醸した問題作”

今日はお楽しみの水曜日ですが、まずはチビ猫3匹の“玉取”手術を予定通りにすることにして獣医さんに連れて行ったり術後の様子見したりで出るのが遅くなったので東中野に向かうことにしました

何故東中野にしたかというと、少し前にこれを観た映画つながりのお仲間さんの感想が気になったからというのが正直なところで“観てはいけないものを観てしまったような気がした”なんて書かれたら観ないわけにはいきませんよね、って、旦那的には“それなら観ない方がいいんじゃないの”と逃げ腰気味でしたが(^^;

で、これは東中野でしか上映してないし、久しぶりに行くなら続けてレイトの「たそがれ」も観ようかなということで…またまた前置きが長くなりましたが、映画を観た前後の記憶のメモ代わりにもしたいのであしからずです

で、この作品ですが、これはすごいですよ、内容的には“電動車椅子で移動し、ボイスマシーンで会話を交わし、介護者のサポートを受けている独り暮らしの重度の身体障害者が、大学の卒業論文のために介護を経験したいという女性がやって来るようになってからの心理的な変化を描く”もので、はっきり言って最初は恐いもの見たさという気持ちが強くて、“観てはいけないものを観ている”気持が確かにありましたが、段々引き込まれたというか、映像の工夫と終り方の素晴らしさに最後は拍手したくなりました。

タイトルの“おそいひと”って、うかつにも私はこれを書こうと思うまでてっきり“遅い人”の意味と思い込んでましたが、内容が身障者を扱っていて、その動きからの連想からだったのかも…。

この作品自体が、そんな“思い込み”を覆してしまうものだったので、タイトルのうまさにも唸りました。

内容が内容なだけに、あえてオススメとは書けないけど、もし、観たいけどどうしようかと迷うようなら、反響が大きくてシアターN渋谷での上映も8日から始まるようなので是非どうぞ

ポレポレ東中野19:00~観客30人程/102席
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