続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「GAGARINE ガガーリン」(2020仏/ツイン)

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 《フランス、パリ郊外に実在するガガーリン公営住宅を舞台に描いた青春映画。監督は、これが長編デビュー作となるファニー・リアタール&ジェレミー・トルイユ。映画初出演のアルセニ・バティリが主演を務め、「パピチャ 未来へのランウェイ」のリナ・クードリ、レオス・カラックス監督作の常連俳優ドニ・ラバンが共演。2020年・第73回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション作品。》

タイトルは宇宙飛行士ガガーリンのことではなくて、パリ郊外に建設された彼に由来した名前の団地で、2024年のパリオリンピックに向けての再開発で2019年に取り壊されたんだそうで、住民たちの悲喜こもごもを描いた社会はドラマでにもなりそうなところを、宇宙飛行士を夢見る少年を通してのファンタジードラマになっているところが印象的だった!

ガガーリンといえば旧ソ連からのどうしても今のロシアの状況が頭から離れなかったけど、取り壊された団地跡は2030年までにガガーリン・アグロシテ(農業都市)というエコ地域として蘇るんだそうで、旧ガガーリン充満は優先的に居住できるとのこと、取り壊された団地のレンガやコンクリートは9割のリサイクルが目標とのことで、生まれ変わった場所も見てみたい。

余談だけど、ピエル・パオロ・パゾリーニの生誕100年を記念した「パゾリーニ・フィルム・スペシャーレ1&2」 で3月4日からいよいよ「テオレマ」の4Kスキャン版が公開されるので観逃さないようにしなくては!

 あらすじ 
 パリ東郊に位置する赤レンガの大規模公営住宅ガガーリン。宇宙飛行士ガガーリンに由来する名を持つこの団地で育った16歳のユーリは、自らも宇宙飛行士を夢見る一方で、かつて自分を置いていった母の帰りを待ち続けていた。ところがある日、老朽化と2024年パリ五輪のため、ガガーリン団地の取り壊し計画が持ち上がる。住人たちの退去が進む中、ユーリは母との大切な思い出が詰まった団地を守るため、親友フサームや思いを寄せるディアナとともに、取り壊しを阻止するべく立ち上がる。 

原題  Gagarine

95分

監督
ファニー・リアタール
ジェレミー・トルイユ

キャスト
アルセニ・バティリ
ユーリ
リナ・クードリ
ディアナ
ジャミル・マクレイブン
フサーム
フィネガン・オールドフィールド
ダリ
ファリダ・ラウアジ
ファリ
ドニ・ラバン
ジェラール

ヒューマントラストシネマ有楽町1 18:45~観客40人程/161席 



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