現在 東海道本線を順調に、西へ向かって乗車中。
朝9時、ホテルのフロント横にある、朝食会場の雑踏に「ゾッ💧」としながらチェックアウト。
あの中で食事する勇気は、さすがの私も無い。
桜木町からJRで横浜、横浜から
相模鉄道に乗って、終点の海老名を目指す。
いつ乗ったか覚えていないが、おそらく何十年ぶりかだ。
前にチョロっと乗った時は
(相鉄公式サイトより)これが主流だった。
それが 今やなんと
JR埼京線の電車が海老名まで乗り入れるようになったんだから、随分変わったね。
JRの新宿行きだが、海老名からこれで新宿行くのは、私みたいな鉄チャンぐらいだろうな(笑)
海老名駅には今回初めて下りたが、海老名市には三菱ふそうの系列車体メーカー パブコがあるので、営業マン時代 一度社内研修で来たことがある。
今回 海老名に来た目的は
小田急電鉄が開設した
「小田急ロマンスカーミュージアム」
に行くこと。
海老名は、ポインセチアの栽培が盛んだそう。
冬の定番植物だが、私はすぐに葉が落ちたり枯れたり、好きだが育てるには手強い印象しかない。
今回 朝10時の回を予約。
オープン前から家族連れが多く並んで驚くが、ほとんどの人が運転シュミレーター目当てで、展示ホールに続くエスカレーターは空いていた。
小田急初期の電車が展示されている歴史エリアから
通路を進むと
小田急の歴代ロマンスカーが勢揃い❗️
これは圧巻だな・・
その中でも、私の中で小田急ロマンスカーといえば
ミュージックフォンを鳴らして走る
NSE 3100形の姿 これしかない。
さらに昔 小田急ロマンスカーと言えば
「走る喫茶室」
これに乗って、ケーキを食べ、紅茶を飲んで、箱根に行くのをどれだけ夢見たことか。
所沢に住んでる間、とうとう西武のレッドアローしか乗れずに滋賀県へ引っ越したから、今日やっと出会えたよ(泣)
中に入ったが、出入り口
狭⁉️
🦀みたいにして、入れた。
この運転室の謎が分かった時は、本当にビックリした。
(名鉄公式サイトより)名鉄のパノラマカーなら、外に乗降口があるから分かるが、3100形は何処から運転士さんが乗るのか、子供心に不思議だった。
まさか、天井から階段が降りてきて、車内から乗るとは思わなかったね。
ちなみに、この運転室が客室の上にある車体は、名鉄パノラマカーが先に製造され、小田急は名鉄に承諾をもらって導入したそうな。
この空いたスペースには将来、先頃引退が発表された
(小田急公式サイトより)VSE 50000形が展示されるとの噂。
まだ新しいのに引退が早まった理由は
この複雑な連接台車の構造も要因。
乗り鉄 撮り鉄 音鉄 さらに葬式鉄と、
小田急沿線はこれから騒がしい事になるが、くれぐれもマナーだけは守って欲しい。
さらにエスカレーターを昇ると
模型ジオラマのエリア。
小田急沿線が再現されている。
新宿
江ノ島
小田原
箱根湯本
芦ノ湖まである。
箱根は小田急という決意の表れでしょうか(笑)
腕も悪いが、iPhoneSEなので綺麗に写っていない。
スーベニアショップや工作エリアから、ゲートを出ると(券があれば再入場可能)
喫茶エリアのど真ん中❗️
電車の見える明るい雰囲気に、つい
ロマンスカーの喫茶サービスを再現したクールケーキと紅茶のセットをオーダー。
紅茶はもちろん
森永と共に、小田急ロマンスカーの喫茶サービスを支えた日東紅茶。
走る喫茶室の一端を、令和の時代にようやく体験出来た。
容器や食器は、全て木材由来のよう。
一時 森林破壊を止めようと、割り箸が槍玉に上がっていた時代があったが、今は良くなったのかな・・
喫茶中 海老名駅にロマンスカーは現れず、JR相模線の時間もあるので、15分程で外に出た。
JR相模線の外側に、相模鉄道の新車をJR線から搬入する、厚木連絡線の線路。
なんとそこに向こうから列車が・・・という奇跡は起こらず、満員電車で茅ヶ崎まで揺られ、茅ヶ崎から東海道本線で熱海に向かう。
小田原駅で列車の通過待ち中、小田急ロマンスカーのミュージックフォンの音が・・
「オマエ、小田急乗れよなぁ」
そんな風に聴こえた気がした(汗)
熱海で、満員の島田行き3両編成を見てガックリしたが、沼津で座れた。
島田まで着席確定だが
興津で浜松行きに乗り換え。
始発なのでガラガラ、これで浜松まで着席確定だ。
浜松到着は15時14分。
さすがに腹ペコで、遠鉄百貨店の「さわやか」で久しぶりに「げんこつハンバーグ」でも食べようかと思ったが、待ち時間を調べると、75分て・・・
そのまま豊橋行きに乗車。
現在は豊橋から新快速 米原行きに乗車中。
名古屋の手前、金山駅あたりで日が沈んだ。
18時過ぎには米原に到着するので、今は「何を食べようか」しか頭にない(笑)
