wave 1:20 S.A.F.S.(白箱版)完成しました。
この機体は「マシーネンのガンダム」とマシーネンクリエイター・デザイナーの横山宏氏がどこかで書いてるのを読んだような(あやふや)。とにかく人気があって派生機がたくさんあります。製作期間はゲート処理やりながらパチ組み2時間、塗装込みで実質1週間ですかね。
え〜っと完成体から過去にさかのぼり、長くなるので適当なとこまでご覧ください。
まずは完成作品を屋外で撮ったものからです。

パイロットヘッドはシタデルカラーを使用。ほとんど希釈しないウォーハンマーの塗装法ではなく、うす〜く溶いた色を重ねていきます。シタデルは微妙なツヤのコントロールができないのが辛いところですけど、修正が簡単なので初心者でもこのくらいには仕上がりますよ。うまく塗るには照明をきちんと当てて筆の穂先をよく見るのがコツです。じじいなのでルーペを使いました。手間はかかるけど(面倒くさい)難しくないし、パイロットあるなしで全然違って見えます。パイロットをのせないならインテリアの塗装を省略してもいいと思います。

機体の基本塗装はラッカー塗料です。ボックスアートや塗装カードの配色よりも、自分がやりたいことを優先します。この辺はユーザーに委ねられてるのがマシーネンワールドの特徴ですね。だから同じものを何個も買うハメになるのよww
「6」はデカールの上からシタデルで塗り重ねてます。ウェザリングをやる前に微量のオレンジをまぜたホワイトに塗り替えました。下地にはポイントを絞ってテクスチャーをつけてます。基本的にサーフェイサーは使わないけど、AFVを意識して赤サフを使うときもある。

ボディシェルは鶏の卵を元にデザインされているのがわかりますね。だから手に持った時しっくり収まる。

キットの全高は11センチ強、1/144ガンダムより小さい。手に持って塗装するのにちょうど良いサイズ。
S.A.F.S.は足を開いて踏ん張らせたりのポーズをつけないほうがいい(要約)、という横山宏氏の持論に従い撮影しました。迷彩はタイダイ染め風の迷彩なんだけど、ウェザリング(ウォッシング)で特徴的な模様がぼんやりしてしまったが、まぁ良しとします。

ハゲチョロはエナメル塗料。なのでやりすぎたとこは調整できるよ。すでに修正したいw

首の向きを変えるといい感じになります。ヒゲ剃り跡はグレーと微量のグリーンを混ぜてを肌に薄くかさねます。

溶接跡は伸ばしランナーを使います。

オイル垂れはシタデルのナルンオイルです。機関部以外のオイル表現にはエナメル塗料のクリアオレンジを使います。

アンテナの真鍮線はガンブルーペンで黒く染めてます。塗装はハゲたときみっともないからしない。

光沢は部分的に使い分けています。オールつや消しはまずやらないよ。

我ながらいい感じに仕上がったと思うぞ。
というか、誰がどのように作ってもいい感じに仕上がるのがマシーネンクリーガー!!
キットは茶箱になって再販中(2018.7.23現在)なので激しくおすすめです。
これより以下は完成から遡っていくので、お時間の許す限りお付き合いを。
まず室内撮影。完成時点は雷雨で屋外撮影ができなくなった。


続けてウェザリング(汚し加工)をやる前です。完成日と同日です。この日の午前はカンカン照りで、陰影のコントラストが強くなりシャドー部のディテールが潰れて写りました。撮影は曇天か順光かサイド光の日陰がベスト。

カラータイマーはHアイズミニの1.5mm(1.2mmの在庫を切らしてた)に換装。穴あけはボディシェルを貫通させないようにします。ボディ塗装完了後にクリアパーツ用セメダインをつけハメこみ、クリアレッドもしくはクリアブルーで塗ります。

レーザーサイトは真鍮パイプとHアイズミニ(クリアパーツ)1ミリを使用。


この時点で「6」は水色系の淡いグレーです。 これじゃない感が半端ない。

カンカン照りだと顔の肌色が白くとんでしまうのでまるでオバケw

一色足して三色迷彩に変更。

当初はこのタイダイ染め風の二色迷彩で終わらすつもりでした。でもなんか微妙な感じですよねw

ガイアノーツの鋳造表現塗料を使った下地までに各部真鍮パイプへの換装や、溶接跡、腰下のパイピング用穴あけは終わらせてる。

塗装したヘッドをのせてパチ組。この状態で半年ほど寝かせました。

ヘッドは機体よりも先に塗ることにしている。

2018年2月の天神製作会で製作に着手。マシーネンやったことないモデラーさんに向けて、いいデモになりました。

組み立て手順がわかりやすいし、工程自体少ないのもジジイにはありがたい。最近のガンプラの説明書は1ページあたりの内容をつめ過ぎてて見る気がしないw

「S.A.F.S.が立った〜」w