ニアネス・オブ・ユー:ザ・バラード・ブックマイケル・ブレッカー, パット・メセニー, ハービー・ハンコック, チャーリー・ヘイデン, ジャック・ディジョネット, ジェームス・テイラーユニバーサルクラシックこのアイテムの詳細を見る |
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マイケル・ブレッカーというと、ブレッカー・ブラザーズに代表されるパワフルな演奏をついイメージしてしまう。しかし本作はバラード作品だけあって、メロディをじっくりと吹いている。こういうマイケルもまたオツだ。
メンバーのすばらしさも特筆ものだ。なにしろプロデュースとギターはパット・メセニー、ピアノはハービー・ハンコック、ベースはチャーリー・ヘイデン、ドラムスはジャック・ディジョネットというオールスター編成なのだ。加えて<2><5>はジェームス・テイラーのヴォーカル入りだ。<2>はテイラー73年のヒット曲だが、実はあのバックでサックスを吹いていたのはマイケルだったのだ。何度も共演しているマイケルとテイラーだが、この曲は両者が初めて共演した思い出の曲なのだとか。
独自の選曲も魅力の1つだ。この種のアルバムにありがちなスタンダード集ではなく、自作やパット・メセニーの曲、ジョー・ザヴィヌルの<4>などをとりあげているのがいかにもマイケルらしい。ボーナス曲<12>は、ジョン・コルトレーンが「バラード」で演奏していた曲だ。(市川正二)
■内容(「CDジャーナル」データベースより)
プロデュースにはパット・メセニー。他にも現代のジャズ/ロック・シーンの一流豪華メンバーを迎えたブレッカーのバラード・アルバム。日本先行リリースで、ボーナス・トラックも収録。
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1. チャンズ・ソング
2. ドント・レット・ミー・ビー・ロンリー・トゥナイト
3. ナセント
4. ミッドナイト・ムード
5. ザ・ニアネス・オブ・ユー
6. インカンデセンス
7. サムタイムズ・アイ・シー
8. マイ・シップ
9. オールウェイズ
10. セヴン・デイズ
11. アイ・キャン・シー・ユア・ドリームス
12. セイ・イット~ジョン・コルトレーンに捧ぐ