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ふわり・舞う・毎日

気持ちに余裕がないと、心の泉が枯れちゃうもんね。

ニッポンジンには

2007年11月02日 | テーマ投稿
この記事はバスタイムのすごし方のテーマに投稿しています。

むかしから、お風呂はあんまり好きではなかった。
お風呂に入っている時間があれば、本を読みたかった(小さい頃は今の数倍も読書家だった)。
今でも自宅でお風呂に入るのは正直「面倒くさい」。
理由は簡単。
家にいるときはやりたいこと・やらなきゃいけないことがいっぱいあって、お風呂に入っている時間が惜しいのだ。
仕事から帰ってきて、お夕飯を作って、食べて、片付けて。
それだけで、寝なくちゃいけない時間は迫ってくる。
朝は朝で、穂和を送り出した後の短い時間は雑用やブログ作成などがある。

その代わり、温泉やスパに行くのは大好きだ。
撮影で遠出したときはもちろん、休みの日などに市内のお風呂にぶらりと出かける。
そんな時の私のシャワーは早い。
猛スピード(自分比)で頭と身体を洗うと、変わり湯や露天風呂に直行。
岩盤浴があればそこにももちろん入る。
初めての施設なら、とにかく高温サウナ以外の全てのものを試してみる。
湯船では肩まで湯に浸かってぷはーっとひと息。
思わずこぼれる「ニッポンジンには風呂がある」、ずいぶん古いキャッチコピー。
あれは何の広告だったろう、実に深くうなずきたくなる名コピーだと思う。

お湯に浸かりながら、岩盤の上に寝転びながら、考えることはいつも一緒だ。
「さて、あの小説はどうやって展開していこうか」。
私にとって、お湯に浸かる以外にすることのないお風呂という環境は、何よりも一番、小説作品について考えられる時間だ。
周りで人がしゃべっていても全く気にならない。
物語の展開だったり、書き出しだったり、期日だったり。
お風呂では不思議と写真のことを考えることがない。
空を見上げながら、あるいは目を閉じて、頭の中で物語が動き出すのを眺めているのは、妄想人間の私にとって至福の時。
こうして頭の中に形が出来上がると、パソコンやノートに向かった時にはとてもスムーズに手が進む。
ついついうっかり長湯をしすぎて、湯船から上がった時に目の前が真っ暗になることも良くあることだけど。
湯の中で、湯から上がってイスに腰掛けて、を繰り返しながら延々と自分の世界に浸っている。
これからの季節に露天でやったら、確実に凍れます。
でも雪見風呂ってのも、またいいもんですよ。

そんな温泉・銭湯も、今回の燃料の値上げには耐え切れないところがあるんでしょうな。
辛いところだ。

[ブロ記者]


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (suncocoa)
2007-11-06 18:39:42
Harukaさん雪見風呂最高じゃぁないでしょか なんだか贅沢な気分になれそうです
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Unknown (Haruka)
2007-11-06 21:38:31
>suncocoaさん
雪見風呂、いいですよ~!
とても気持ちがいいです^^
露天では、洗い髪が凍ります♪
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