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ようやく日中の温度が30℃を超えて、夏らしい感じのある札幌。
水不足は相変わらずで、お義父さんの畑も頼みの井戸が枯れて、水争いが起きているとか。
夏らしくなって欲しいと思いながらも、本当に暑くなればクーラーの効いた建物が恋しくなったりして、フラっといつもの本屋さんに立ち寄る。
最近どこの本屋さんでも気になるのが、平積みにされている新刊本の中に、左開きの本が増えてきたことだ。
ケータイ電話の機能が向上し、パケット通信代も定額制が当たり前になってきて、インターネットをケータイから見る人口が増えていることは知っている。
私自身は狭い画面、打ちにくい文字、表示の遅さなどからケータイでのインターネットは本当の暇つぶしにしかやらないが、10~20代を中心にパソコンを使わずにインターネット、というのは確実に広がっている。
そんな中で、「ケータイ小説」もかなり地位を確立してきたらしく、ケータイ小説限定の文学賞、さらには人気ケータイ小説の出版化なども珍しくなくなった。
そして、ケータイ表示と同じ横書きの、左開きの本が本屋さんに並ぶ。
初めて自分のホームページを作った2001年。
そこに小説を載せる際、横書きになってしまうことに抵抗を感じた自分がいた。
もちろん縦書きで作ってしまうこともできるのだが、ブラウザもディスプレイも見る人の目も横書きが当たり前になっていたパソコンで、結局は横書きとして載せる方を選んだ。
定額制ブロードバンドでは無かった当時、他の人の小説を読むにも、まずは各ページを開いて履歴に残し、接続を切ってから改めて読むようにしていたが、いつもどこか落ち着かなかった。
やがて「オンライン小説」「ネットノベル」という言葉が現われて、小説は必ずしも紙媒体ではなくなった。
それでもオンライン小説とは媒体が紙から電子化になっただけで、その先には今までのような各ジャンルが存在していた。
では、ケータイ小説とは何なのか。
オンライン小説を「パソコンでの表示を想定して作られた小説」とするなら、ケータイ小説はそのまま「ケータイでの表示を想定して作られた小説」ということになるのか。
確かに、ケータイ本サイトには、ミステリー・ホラー・写真集・絵本・ノンフィクションなどなど通常の本と同じようなジャンルがある。
それならいわゆる文芸系の小説はどうか。
オンライン小説には文学・文芸系の小説がちゃんと存在している。
対してケータイ小説は、今まで読んだ中では、恋愛・文学・青春などに分類された小説は圧倒的にライトノベル的なものが多い気がする。
改行や章の区切り、表示の見易さなどから、ケータイにはラノベの方が向いているということかも知れない。
ラノベ、それは1つのジャンルだとは思うが、自分自身の書きたい部類ではない。
かといって文芸系の小説をケータイに載せることにも、何となく違和感を感じる。
けれどこれだけ広がりを見せている媒体である以上、無視し続けてもいられないのかな。
オンライン小説を見始めたころには感じていた抵抗感を今はすっかり忘れてしまったように、そのうちケータイという表示媒体にも慣れていけるのか。
いずれ、文芸系の小説も有料無料問わずにダウンロードされて読むのが一般的になるのだろうか。
今はまだオンラインやケータイで評判の高かった作品が紙媒体になる、という流れがある。
無料で見せて売れるかどうかを探り、あるいは文学賞を立ち上げて作品を募集&公開し、見込みあれば紙媒体での販売。
この流れが続く限り、本屋さんにはますます左開きの本が増えていくのだろう。
好む、好まないとに関わらず。
あまりあからさまに毛嫌いすると、古い人間、と言われるようになるんでしょうな。
ようやく日中の温度が30℃を超えて、夏らしい感じのある札幌。
水不足は相変わらずで、お義父さんの畑も頼みの井戸が枯れて、水争いが起きているとか。
夏らしくなって欲しいと思いながらも、本当に暑くなればクーラーの効いた建物が恋しくなったりして、フラっといつもの本屋さんに立ち寄る。
最近どこの本屋さんでも気になるのが、平積みにされている新刊本の中に、左開きの本が増えてきたことだ。
ケータイ電話の機能が向上し、パケット通信代も定額制が当たり前になってきて、インターネットをケータイから見る人口が増えていることは知っている。
私自身は狭い画面、打ちにくい文字、表示の遅さなどからケータイでのインターネットは本当の暇つぶしにしかやらないが、10~20代を中心にパソコンを使わずにインターネット、というのは確実に広がっている。
そんな中で、「ケータイ小説」もかなり地位を確立してきたらしく、ケータイ小説限定の文学賞、さらには人気ケータイ小説の出版化なども珍しくなくなった。
そして、ケータイ表示と同じ横書きの、左開きの本が本屋さんに並ぶ。
初めて自分のホームページを作った2001年。
そこに小説を載せる際、横書きになってしまうことに抵抗を感じた自分がいた。
もちろん縦書きで作ってしまうこともできるのだが、ブラウザもディスプレイも見る人の目も横書きが当たり前になっていたパソコンで、結局は横書きとして載せる方を選んだ。
定額制ブロードバンドでは無かった当時、他の人の小説を読むにも、まずは各ページを開いて履歴に残し、接続を切ってから改めて読むようにしていたが、いつもどこか落ち着かなかった。
やがて「オンライン小説」「ネットノベル」という言葉が現われて、小説は必ずしも紙媒体ではなくなった。
それでもオンライン小説とは媒体が紙から電子化になっただけで、その先には今までのような各ジャンルが存在していた。
では、ケータイ小説とは何なのか。
オンライン小説を「パソコンでの表示を想定して作られた小説」とするなら、ケータイ小説はそのまま「ケータイでの表示を想定して作られた小説」ということになるのか。
確かに、ケータイ本サイトには、ミステリー・ホラー・写真集・絵本・ノンフィクションなどなど通常の本と同じようなジャンルがある。
それならいわゆる文芸系の小説はどうか。
オンライン小説には文学・文芸系の小説がちゃんと存在している。
対してケータイ小説は、今まで読んだ中では、恋愛・文学・青春などに分類された小説は圧倒的にライトノベル的なものが多い気がする。
改行や章の区切り、表示の見易さなどから、ケータイにはラノベの方が向いているということかも知れない。
ラノベ、それは1つのジャンルだとは思うが、自分自身の書きたい部類ではない。
かといって文芸系の小説をケータイに載せることにも、何となく違和感を感じる。
けれどこれだけ広がりを見せている媒体である以上、無視し続けてもいられないのかな。
オンライン小説を見始めたころには感じていた抵抗感を今はすっかり忘れてしまったように、そのうちケータイという表示媒体にも慣れていけるのか。
いずれ、文芸系の小説も有料無料問わずにダウンロードされて読むのが一般的になるのだろうか。
今はまだオンラインやケータイで評判の高かった作品が紙媒体になる、という流れがある。
無料で見せて売れるかどうかを探り、あるいは文学賞を立ち上げて作品を募集&公開し、見込みあれば紙媒体での販売。
この流れが続く限り、本屋さんにはますます左開きの本が増えていくのだろう。
好む、好まないとに関わらず。
あまりあからさまに毛嫌いすると、古い人間、と言われるようになるんでしょうな。