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ふわり・舞う・毎日

気持ちに余裕がないと、心の泉が枯れちゃうもんね。

オカメ脱走事件

2006年01月10日 | オカメインコ
2日前のこと。
うちのオカメインコが脱走した。
以下はその場にいたダンナから聞いた話である。

その日、仕事が休みで家にいたダンナは、うす暗くなりつつある15時過ぎに車庫に物を取りに行こうと玄関のドアを開けた。
ちょうど上の階に住む大家さんが雪かきのために階段を降りて来たので挨拶をした瞬間、バサバサっという羽音とともにオカメインコが外に飛び出した。
自分の肩にとまっていることに気付かずに外へ出てしまったらしい。
外気温、推定マイナス3~4℃。
舞い上がったオカメは、近くの電線に止まってキョロキョロしている。
飛ぶ姿がきれい…と見とれてる場合じゃない。
あわてて家からカゴを持ち出して、名前を呼んでみても、振り向きはしても飛んでは来ない。
陽は陰っていくし、カラスは飛んで来るし、何といってもオカメにとっては過酷な気温。
ダンナとオカメの根比べ。
結局1時間ほど経って、翼までかじかんでしまったかのようにほとんど羽ばたきもせずに、滑空してダンナの肩に降りて来たという。

無事に戻って来たから笑い話だけど、行方不明になってたら確実に凍死しているはず。
戻ってくれて良かった。
なにより一番笑ったのは、逃げたオカメを見た大家さんの反応。
「あら、逃げちゃったのね」
と一言言って、何事もなかったように雪かきをして帰ったという。
さすがうちの大家さん……