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適応障害の診断基準

2015-04-24 12:03:01 | 健康
適応障害は日本では比較的最近耳にするようになった精神疾患かと思われますが、海外では昔から非常にオーソドックスなものでした。
そして、その診断基準によると、適応障害を発症すると、社会的機能が著しく障害されると記載されているんですね。
ただし、鬱病とは全く異なり、周囲の環境や人間関係がストレス因子となって発症する精神疾患。
そして、鬱病や統合失調症などの精神疾患の診断基準の方がより多く当てはまるようであれば、そちらを優先するというのが今の日本の多くのドクターの方針でしょう。
まあ確かに、鬱病と同じように情緒面や行動面に様々な異変を来すため、診断基準が難しいというのは否めないでしょう。
とは言え、ストレス性の精神疾患において、鬱状態や不安感を伴わない事はめったにありません。
とにかくとても細かな分析をしないと判明しない事もしばしばで、結果、鬱病に分類されてしまう事も出て来てしまう訳です。
そのため、その微妙な動きの中に適応障害の要因となるストレス因子が含まれている可能性は低くないのですが、その診断基準は実に難しいんですよね。
そうなって来ると、これは自らの心の中にストレス因子が潜んでいる鬱病ではないかという診断基準になり、適応障害だとは中々判断されない訳です。

適応障害の症状は鬱病や統合失調症に非常によく似ていますから、その診断基準と照らし合わせて判断する事が重要なポイントになっています。
しかし、その要因を特定する事により適応障害である事が分かるとして、その部分を診断基準にしているドクターも多いようです