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適応障害とは

2015-04-21 12:03:02 | 健康
ただ、実際に適応障害を発症してしまうと、冷静な判断が出来にくくなってしまう事も珍しくなく、患者本人にも要因が特定出来ないというケースもしばしばなんですね。
そのため、診断に思いのほか時間を要する事になってしまう訳ですが、必ずストレス因子は特定出来ます。
こうしたケースは、別段新しい環境になじめないという訳ではないので、適応障害に該当しないものと思われますけどね。

適応障害は一見鬱病のように見え、的確な判断が専門医でも難しいという部分は否めません。
そして、そのストレス因子さえ特定出来れば、適応障害からの脱出はそう困難ではないのです。
特に最近は少子化&各家庭化の中で比較的安定した子供時代を送られていた方が多いだけに、社会に出て適応障害になってしまうというケースも目立つようです。
しかし、鬱病との最大の違いは、その要因となるストレスの種のようなものが極めて身近にある事です。

適応障害は、進学や就職と言った大きな環境の変化だけではなく、クラス変えや配置換えなどの小さな環境の変化からも起こりえます。
ただし、五月病の中には、単に厳しい受験戦争や就活を勝ち抜いてゴールインした事で気力が失われ、何となくどこもかしこもがつまらなく感じてしまうケースもあります。
ただ、環境改善というのは自分だけで簡単に出来るものではなく、特に家族の理解と協力は必要不可欠になって来るでしょう。
ただし、周囲の環境がストレス因子となって発症する精神疾患である以上、その周囲の理解と協力をなくしては完治の道は確立出来ないと言っても過言ではないでしょう。