スポーツ夢ブログ

スポーツを愛して止まない私がスポーツに対する思いを綴ります。時には甘く、時には厳しく…

東洋、優勝! そして5連覇達成

2009-05-29 23:24:40 | Weblog
27日に行われた東都大学野球の亜細亜―東洋2回戦に行って来ました。

結果は東洋が3―2で亜細亜に勝ち、優勝しました。

単に優勝だけでなく、戦後初の5連覇達成はそうは容易い記録ではありません。

『戦国東都』と言われるほど、内容が充実しているうえに、見ていても面白い試合が多いのも東都の特徴だと私は思います。

最近は聞かなくなりましたが、以前は『実力の東都、人気の東京6大学』とまで言われた時代もありました。

それでも、これらの大学だけが野球をしているわけではもちろんないので、甲子園を沸かせたスター選手が思わぬ大学に進学するのも、これまた大変面白く、興味を惹かれます。

スーパールーキーの東浜のことは前回に書いた通りですが、この2回戦でも最終盤にマウンドにあがり、いい投球を見せてくれました。

途中でPL学園出身の1年生・緒方が代打で登場し、ヒットを打たれ、1年生対決ではバッターに軍配が上がりますが、後続は打ち取り、存在感を示しました。

試合を改めて振り返ると、亜細亜は序盤から制球の定まらない東洋・先発の乾から再三のフォアボールを選び、チャンスを掴みはしますが、あと1本が出ずに残塁の山を構築します。(特に1、2回は毎回満塁での三者残塁)

一方、東洋は1回戦と同様に初回から坂井のタイムリー3塁打などでチャンスを作ると、林崎のタイムリーなどで2点先制し、試合を優位に進めます。

亜細亜も5回に代打・平田のタイムリーで1点を返し、続く6回にも石井のタイムリーで遂に同点に。

しかし、東洋は7回にこの回先頭の雑賀がまさしく優勝を決める決勝のホームランをレフトに叩き込みます。

亜 000 011 000 2
東 200 000 10X 3

東洋の皆さん、ファンや関係者の皆さんも含めておめでとうございました。

大学選手権も期待しています。

東洋、王手!

2009-05-27 05:01:36 | Weblog
東都大学野球一部は昨日(26日)から、最終週に入り、4シーズン連続で東洋と亜細亜の最終決戦になりました。

一昨年の春季リーグ戦から昨年秋のリーグ戦まで4連覇という偉業を達成している東洋はこの春も制して、戦後初の5連覇を…と目論んでいます。

対する亜細亜も東洋が優勝している間はすべて2位につけてはいますが、なかなかその先の壁を破れずにいます。

そんな亜細亜には文字通りの投打の柱がいます。

打者は明徳義塾出身でキャプテンの中田。
100kgを軽く越える体格ながら、足は早く、守備も軽快、打っては力を活かしたパワーヒッターと非の打ち所がありません。

ピッチャーはスーパールーキーの東浜。
昨年のセンバツ優勝投手である東浜は開幕から勝ち続けて1年生での連勝記録を作るなどまさしくスーパールーキーです。

そんな亜細亜も全勝といかないのが、東都の難しいところ。

中央、立正、國學院にはある意味、横綱相撲的な強さを見せ、いずれも連勝で勝ち点をあげますが、なぜか、最近の低迷期から脱却を図る青山(青山学院)に1勝しますが、1回戦と3回戦に敗れ、勝ち点を落としてしまいます。

逆に東洋は打力も去ることながら、今までにソフトバンクに進んだ大場や日本ハムに進んだ大野など、バッテリーを中心に栄華を築いてきました。

しかし、今年は一転、更に打棒のチームに生まれ変わりました。

立正、國學院にはそれぞれ連勝、青山との1回戦こそ引き分けますが、その後連勝。
しかし、中央にまさかの連敗を喫し、勝ち点で並びます。

で、結局は最終週に優勝を懸けて対戦する図式になります。

スーパールーキーの東浜も東洋打線に初回から捕まり2失点。

終盤に亜細亜も粘りを見せ、追い上げますが、僅かに届かず、3―2で東洋が初戦を取りました。

優勝の行方は今日(27日)、東洋が勝てば、優勝となり、戦後初の5連覇達成になります。

また、亜細亜が勝てば対戦成績が1勝1敗で並び、明日(28日)の3回戦に縺れます。

そして、3回戦に勝ったほうが優勝と言うエキサイティングな、スリリングな局面になります。

なお、中田は4月最終週のNHKサンデースポーツで取りあげられ、また東浜は今度の日曜、つまり、31日の同じくサンデースポーツで取りあげられます。

こちらもお楽しみに。

日馬富士、優勝おめでとう

2009-05-26 01:07:29 | Weblog
文字通りの素晴らしい優勝でした。

大相撲夏場所は白鵬と日馬富士が14勝1敗で並んでの優勝決定戦になりましたが、日馬富士が驚異的な粘り腰からの下手投げで白鵬を下し、夢にまで見た初優勝を達成しました。

もちろん名古屋場所は綱取りに挑みます。

また、最後まで優勝争いに絡んだ稀勢の里と朝青龍は共に13勝2敗でした。

例年にない好勝負を見せてくれた夏場所でしたが、名古屋場所でもこれに劣らずの場所を見せて欲しいと思います。

白鵬33連勝

2009-05-23 06:49:14 | Weblog
負けない横綱・白鵬がついに33連勝になりました。

昨日(22日=13日目)の大関・日馬富士との全勝対決は仕切りの時点から見応えを感じました。

立ち合いからは日馬富士が優勢に進めます。
その日馬富士は負けまいと出し投げを連発、しかし、白鵬もこれが文字通りの粘り腰で何度も残ります。

1分が経過し、手が詰まってきた感じの日馬富士に白鵬は見事なまでの足技を見せ、白星を拾います。

決まり手は『すそ払い』で白鵬が勝ち、連勝は33に。

実はこの連勝は日馬富士に敗れたあとから続く記録です。

従って、日馬富士が勝てば、『またしても白鵬を止めたのは日馬富士!』とNHKのアナウンサーが絶叫しそうです。

さあ、この連勝記録を止めるのは朝青龍しかいないでしょう。

そんななか、ここに来て目立ってきたのが大関・千代大海です。

まず、手がつけられないほど不良だった千代大海は千代の富士の九重部屋に入門します。

もちろん、すごい髪形や服装のままで。

九重親方は『床屋に行ってこい』と差し向けます。

普通なら、行かないと思いますが、千代大海はなんと床屋に行って頭をさっぱりさせて帰ってきます。

これを見た親方は『できる』と思ったそうです。

若乃花(若花田)を裏投げに切って捨て、掴んだ大関の座。

しかしいつからか、カド番とカド番脱出を繰り返すだけの土俵人生が始まります。

気が付くと大関在位歴代最長になり、カド番13回もワースト記録になるなど、良くも悪くも長年土俵に上がってればこその記録です。

その千代大海が、カド番で迎えた今場所もすでに7敗となり、残りの2番をすべて勝たなければ、大関陥落になります。

もし、大関から陥落したら、来場所の名古屋場所で10番勝つと大関に戻れる特権があります。

最近では栃東がこの制度を生かして大関復帰を果たしています。

最終盤を迎え、目が離せない展開が続きます。

負けない白鵬

2009-05-21 02:10:39 | Weblog
連日、熱戦を繰り返す大相撲夏場所も終盤戦に入りました。

白鵬と日馬富士が全勝を守り、朝青龍が追う展開が続いています。

やはり、連勝記録を31に伸ばした白鵬に注目が集まります。

その強さはどこにあるのでしょうか?

その強さはどこから来るのでしょうか?

得意とする差し手争いからの右四つ、右上手。

対戦相手も警戒しますが、気が付くとスッと右四つ或いは右上手まわしに手がかかっています。

それでも、何番か危ないというかヒヤッとする一番もありました。

豪栄道戦などはそれの極みです。

大逆転優勝を狙う朝青龍はさすがに安美錦戦での敗戦を反省してるのか、立ち合いからの丁寧さが終盤戦になって目立ちます。

朝青龍は日馬富士に勝ち、白鵬にも勝ち、もしかしたら1敗が3人揃うなら、優勝決定巴戦を制さなければ優勝にはなりません。

最低でも自ら白鵬に勝たないと決定戦にはなりません。

朝青龍には厳しい土俵が続きます。

消化試合

2009-05-19 02:29:23 | Weblog
東京6大学野球の『結びの一番』である、『早慶戦』が今季は『消化試合』になりました。

東京6大学野球を始め、殆んどの大学野球は勝ち点制で順位を決めていきます。

勝ち点制と言っても、『1試合に勝ったから3点』などと言うのではなく、1つの対戦相手から2勝すると勝ち点が1つもらえ、それの積み重ねで順位が決まります。

当然、同じ相手から連勝すれば勝ち点1が入りますが、1勝1敗もありえます。
そのときは雌雄を決する3回戦を行い、勝者に勝ち点1が入ります。

公平を期すために1回戦と2回戦では先攻と後攻を入れ替えます。
ちなみに3回戦はまた1回戦と同様になります。

なお、一部の地域リーグでは勝率制で行ってるリーグ戦もあります。

そんな東京6大学野球は斎藤佑がいる早稲田にどうしてもスポットが当たります。

実際、斎藤佑が入学してからは、今年の春季リーグ戦を含む5シーズン中、実に3回もリーグ優勝しています。(うち、大学選手権優勝による大学日本一1回)

まさに、人気も実力もあり、スターなわけです。

しかし、他の5チームも指をくわえて、ボケッとしてるわけには当然いきません。

打倒・斎藤佑であり、
打倒・早稲田で一致団結してかかりますが、なかなか、勝てません。

そんななか、明治が次第に強さを発揮します。

昨年の春季リーグ戦では、早稲田の3連覇を阻むとともに、自らも優勝しました。

大学日本一がかかった大学選手権では1イニング16失点のワースト記録で大敗しましたが、早稲田に勝って優勝したことは高く評価されました。

つまり、斎藤佑の入学後は早稲田か明治しか優勝してないわけです。

今季は明治と法政の優勝争いですから、法政が優勝すれば、早稲田と明治しか優勝してない記録に法政が加わります。

ちなみに斎藤佑は1年の春と秋にリーグ優勝、また2年の秋にもリーグ優勝しています。

春にリーグ優勝すると大学野球日本一がかかった大学野球選手権に出場できます。
(もちろん大学野球選手権で優勝すると大学日本一になります)

斎藤佑は1年時に出場していきなり優勝して大学日本一を手にしますが、2年生の昨年、3年生の今年と出場さえ叶わず、大学選手権への出場は早くも来年、つまり、4年生になってからになります。

秋にリーグ優勝すると招待大会である『明治神宮野球大会』に出場できます。

この大会は優勝しても大学日本一には数えられない大会ですが、早稲田には厳しい大会で、未だに優勝がなく、最高は準優勝です。

斎藤佑入学後は1年時が準優勝、2年時は準決勝で敗退していて、今年が3年時になります。

ちなみに東京6大学の代表チームは春季リーグ戦、大学選手権、秋季リーグ戦、神宮大会と年間制覇した大学が未だにありません。

これも長い歴史があるにもかかわらず、不思議な因縁です。

ちなみに東都は亜細亜大が経験済み、他には近大と関大も年間制覇を味わっています。

今年はその権利を得たのが明治か法政になりました。

優勝争いの直接対決は今週末の23日からです。

つまり、早慶戦は消化試合になりました。

優勝がかからない早慶戦も、たまにはいいものです。

今季は勝負というよりはお祭りやイベント的な試合になるでしょう。

騒ぎ過ぎるインフルエンザ

2009-05-17 09:15:36 | Weblog
ついに国内でも新型インフルエンザが出ましたが、今回は現状で、

『弱い毒性』

『仮にかかってもタミフルなどの薬が効く』

『1週間もあれば治癒』

なわけですから、とにかく騒ぎ過ぎです。

ある県は神戸への移動を控えるよう県民に要請したそうですが、ナンセンスだし、クレイジーだし、考えすぎ。

この県にもいつかはインフルエンザがやってくることでしょう。

私のインフルエンザ対策は…

『特になし』

です。

普段から行ってる手洗いやうがい、毎日のお風呂で十分に清潔にできます。

何度も書きますが、今回は『弱い毒性、薬が効く、1週間の我慢』なわけですから、仮にかかってもこれを貫けば『新型インフルエンザ撃退』に成功するでしょう。

お祭りやイベントの延期はわかりますが、

『中止』

はやりすぎです。

ましてや日本はこれから夏になります。

季節的な理由からしても、全国的な大流行は考えにくいだけに、今だけでしょう。

国の行動計画も後手です。

作ったマニュアルは『強毒性』を見越して作ってるだけに、今回との

『差』

が局面局面で露になります。

高校生しか発症しないのもおかしいけど、この

『大差マニュアル』

を実行しようとしてる国もおかしいです。

新型インフルエンザを扱った映画やドラマのように『バタバタと人が倒れて死んでゆく』のとは明らかに、確実に違いますから、

『冷静に普段の生活』

をしましょう。

一説では、タバコのニコチンのほうが強毒性だとか、そんな話も聞きます。

今日はスポーツ関係はって?

たまにはこんな回もよろしいのでは。(笑)

夏場所

2009-05-15 05:21:33 | Weblog
両国国技館で開催中の大相撲夏場所がまだまだ序盤戦ですが、面白い展開です。

特に昨日(14日)の安美錦―豪栄道の一番は横綱戦よりも面白かったです。

朝青龍も、もっともっと頑張って欲しいなあ。

白鵬の連勝記録が止まらないだけに、負けずについていくしかない厳しい現実に追いたてられます。

このところ、毎場所のように進退がかかる千代大海と魁皇も元気なスタートを切りました。

高見盛も負けなしで盛り上げてくれてます。

とまらない

2009-05-13 05:23:28 | Weblog
巨人の勢いが、連勝がとまりません。

ホントに強いです。

やはり、坂本が核弾頭になってますね。

負け数も未だに1ケタの9です。

巨人ファンからしたら、早くも独走ムードが漂いそうな気配さえありますが、交流戦を境にどうなりますやら。

他の5チームのファンの皆さん、独走を阻止しましょう。

三木たかしさん

2009-05-12 02:30:29 | Weblog
作曲家の三木たかしさんが急逝されました。

ご冥福をお祈り致します。

歌手・黛ジュンの実兄でもある三木さんはやはり、演歌のイメージが強いと思います。

『津軽海峡冬景色』
石川さゆり

『時の流れに身をまかせ』
テレサ・テン

『あなたにあげる』
西川峰子

『時の流れに身をまかせ』は演歌というよりはムード歌謡みたいな感覚ですが、他の2つは『ド演歌』と言ってもいい作品です。

それでも、70年代後半から80年代後半にかけて、日本を席巻したアイドル曲が最近ではJ―POPから外れ、歌謡曲扱いされる昨今ですから、線引きが更に難しくなってきます。

話は戻って、三木さんは近年はミュージカルを手掛けたり、日本レコード大賞の審査委員長を務めたりと多方面で活躍しました。

え?!

三木たかしさんとスポーツがどんな関係なのかって?

♪うつむくなよ
振り向くなよ
君は美しい
戦いに敗れても
君は美しい

ご存知、高校サッカーのテーマ曲(曲名・振り向くな 君は美しい)ですが、実は阿久悠作詞、三木たかし作曲なのです。

今日は何回か口ずさみました。

聞いてるだけで、真冬の寒さを思わせる名曲です。

その他ではアンパンマンのテーマを思い浮かべる方もいらっしゃるでしょう。

でも私が三木たかし作曲と言って一番に思い浮かべるのは…

♪青垣の
多摩のふところ
土匂う
栗木の丘よ
夢多く
日々を新たに
桐光 我等
学びて すがし
溢れ満つ気力を
誇り
桐光 我等
時代に生きる

そうです。
神奈川の名門、桐光学園の校歌も三木たかしさんに由るものです。

改めてご冥福をお祈り致します。