20日ぶりのご無沙汰でございました。わたくしでございます。
わたくしの記憶が確かならば、
7年後のアレを目指すべく、地域の体育大会への参戦を表明した。
というのが前回までのアレでございましたかな。
っちゅー訳で続きでございます。
午前中の野暮用をアレして、参戦要請があったリレーに間に合うように会場入り致します。
会場には万国旗がアレされておりまして、地域の大会において、7年後の世界的なイベントをアレ出来、
生まれてこのかた目覚める事が無かった、わたくしのアスリートとしての本能をガッ!とアレしてくれたのでございます。
ありがたいことです。
赤と白に色分けされているこの大会。会場入り口付近で風にはためく
必勝!紅組 無敵!白組 という文字がアレされた幟を見たわたくしは
白組の敵は赤ではないのか
と素朴な疑問をアレしたものの、朝日より早く起きるあのお方の
敵に勝ち続けるのが無敵って事じゃないでしょ?無敵ってのは敵がいないって事だから。
という金言を思い出し、
便宜上は色分けされてはいるけども、本当は互いを敵としてアレしていない。
というアレが大会の根っこにはアレされているのだと、マリアナ海溝よりも深いアレに心を震わせつつ、地域の方々が待つ応援席へ向かいます。
遅い会場入りを皆さんに詫び、リレーの段取りの説明を受けたのち、いよいよ午前中のメインイベント、
地区対抗リレーの開始を告げるアナウンスが会場にガッ!とアレ致します。
入場門に整列いたしますと、小学生のお子さんをもつ立派な同級生の姿もちらほら。
久々に会う彼らに挨拶をしたのち、わたくしは参戦表明をした夜から疑問に感じていた事を問うて曰く
「ってかさ、コレはみんなガチで走るのかい?」
級友答えて曰く
「ガチだよ?」
おーけー。
小学生の時に強敵(とも)と呼んだお前さん達が、ミーを久々に本気にさせるのも何かのアレ。
悪いがカッコいいパパとして子供たちにアレ出来るのは今日までだ。
しかしそれは決して恥ずかしいアレでは無い。
7年後わたくしが国中の声援を受けて代々木の杜でガッ!とアレした際には、「父ちゃんが7年前、田舎の体育大会で負けたのはいまメダルをアレした男だったんだよ。」と息子に語れるのだ。
フハハハハハッ!
そんな事をアレしていたわたくしは、少しばかり入場門に取り残され、駆け足で皆さんの後をアレして所定の位置へ。
久々にガッ!とアレした大人たちがガチになり、肉離れやらねん挫をアレするというのは良く聞く話。
第4走者であるわたくしは、第一走者が位置についた後も入念なストレッチをして、怪我の予防をするのでございます。
元気で家に帰るまでがオリンピック
サマランチさんが閉会式にてアレした名言でございましたか。
そんな事を考えておりましたら、いつの間にか号砲がアレしており、ガチな大人たちが鬼の形相でトラックを走り始めておりました。
バトンが次々とアレされて第3走者がガッ!とアレ致します。
5位でバトンを受けた我が地区の中年は1人抜いて4位に上がるという頑張りようを見せつけますと、
一気に応援席はヒートアップして参ります。
オーケー、ナイスだ中年ッ!
わたくしはレーンに入り、いい仕事をした中年からバトンを受け取ったのち、前の3人を抜き去るだけでよいのです。
ほぼダンゴ状態で3人がアレして来たのち、ナイス中年がわたくし目がけて突進して参ります。
わたくしはナイス中年から全力で逃げ去りながら、バトンをアレするべく右手を後ろにアレ致します
伸ばしたわたくしの右手のひらに、バトンがすっぽりと収まりました。
これ以上ない完璧なバトンタッチッ!
JOJOにストライドを大きく取り、身体に心地よいビートをアレしつつ風を感じながら
否ッ!!!!
わたくし自身が風と化し大地を蹴り出す感覚も感じぬほどに加速ッ!!
わたくしは今田舎の風と一体化しているッ!!
『ロマンチック風のモード』にガッ!とアレした次の瞬間
わたくしの身体は田舎の豊かな大地に抱かれておりました。
どういう事か?
名作のこれまた名セリフを借り、わかりやすくアレ致しましょうか。
あ…ありのまま今起こったアレを話すぜ。
俺はバトンを受け取って40メートルも走っていないうちにコケていた。
自分でも何が起きたのかよくわからず、思考回路はショート寸前ッ!
今すぐ逃げたいというアレをグッ!とアレしてわたくしは立ち上がり、再び全力で走り始めました。
するとどうしたことでしょう。
前を走る人影が6つに増えているではありませんかッ!!!
フハハハハッ!!不思議不思議ッ!!
第4走者の殿を無事にアレして次の走者にバトンを手渡し、わたくしの秋は終わりました。
アンカーの若者が2人を抜き去るという、素晴らしい見せ場をアレして我が地区は5位。
肘と膝に擦過傷を負い、砂にまみれたわたくしは、「わたくし君、救護所に行って治療をする前に、とりあえず皆に謝っとこうか。」
そんな地域の優しいお方に促されながら深々と頭を下げますと、半分以上は優しさでアレされている皆様は
笑って許してくださいました。コケたわたくしを。
足を引きずり救護所へ向かうわたくしの元に強敵が現れ、「相変わらずおいしいとこ持ってくよな~。」と憐憫が混じったコメントをアレして下さいましたので、わたくし答えて曰く
何を言ってるのかアレだと思うが俺も何が起こったのか分からなかった。
アタマがどうにかなりそうだった…
緊張してたとか脚がもつれたとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。
もっと恐ろしい運動不足と老化の片鱗を味わったぜ…。
そうコメントして元級友と別れたわたくしは、血の涙を流した膝小僧をアレしながら救護所へと歩いて行ったのでございます。
わたくしの記憶が確かならば、
7年後のアレを目指すべく、地域の体育大会への参戦を表明した。
というのが前回までのアレでございましたかな。
っちゅー訳で続きでございます。
午前中の野暮用をアレして、参戦要請があったリレーに間に合うように会場入り致します。
会場には万国旗がアレされておりまして、地域の大会において、7年後の世界的なイベントをアレ出来、
生まれてこのかた目覚める事が無かった、わたくしのアスリートとしての本能をガッ!とアレしてくれたのでございます。
ありがたいことです。
赤と白に色分けされているこの大会。会場入り口付近で風にはためく
必勝!紅組 無敵!白組 という文字がアレされた幟を見たわたくしは
白組の敵は赤ではないのか
と素朴な疑問をアレしたものの、朝日より早く起きるあのお方の
敵に勝ち続けるのが無敵って事じゃないでしょ?無敵ってのは敵がいないって事だから。
という金言を思い出し、
(『哀しみは川に流して翔べ』というアレにした。とは本人談。)
便宜上は色分けされてはいるけども、本当は互いを敵としてアレしていない。
というアレが大会の根っこにはアレされているのだと、マリアナ海溝よりも深いアレに心を震わせつつ、地域の方々が待つ応援席へ向かいます。
遅い会場入りを皆さんに詫び、リレーの段取りの説明を受けたのち、いよいよ午前中のメインイベント、
地区対抗リレーの開始を告げるアナウンスが会場にガッ!とアレ致します。
入場門に整列いたしますと、小学生のお子さんをもつ立派な同級生の姿もちらほら。
久々に会う彼らに挨拶をしたのち、わたくしは参戦表明をした夜から疑問に感じていた事を問うて曰く
「ってかさ、コレはみんなガチで走るのかい?」
級友答えて曰く
「ガチだよ?」
おーけー。
小学生の時に強敵(とも)と呼んだお前さん達が、ミーを久々に本気にさせるのも何かのアレ。
悪いがカッコいいパパとして子供たちにアレ出来るのは今日までだ。
しかしそれは決して恥ずかしいアレでは無い。
7年後わたくしが国中の声援を受けて代々木の杜でガッ!とアレした際には、「父ちゃんが7年前、田舎の体育大会で負けたのはいまメダルをアレした男だったんだよ。」と息子に語れるのだ。
フハハハハハッ!
そんな事をアレしていたわたくしは、少しばかり入場門に取り残され、駆け足で皆さんの後をアレして所定の位置へ。
久々にガッ!とアレした大人たちがガチになり、肉離れやらねん挫をアレするというのは良く聞く話。
第4走者であるわたくしは、第一走者が位置についた後も入念なストレッチをして、怪我の予防をするのでございます。
元気で家に帰るまでがオリンピック
サマランチさんが閉会式にてアレした名言でございましたか。
そんな事を考えておりましたら、いつの間にか号砲がアレしており、ガチな大人たちが鬼の形相でトラックを走り始めておりました。
バトンが次々とアレされて第3走者がガッ!とアレ致します。
5位でバトンを受けた我が地区の中年は1人抜いて4位に上がるという頑張りようを見せつけますと、
一気に応援席はヒートアップして参ります。
オーケー、ナイスだ中年ッ!
わたくしはレーンに入り、いい仕事をした中年からバトンを受け取ったのち、前の3人を抜き去るだけでよいのです。
ほぼダンゴ状態で3人がアレして来たのち、ナイス中年がわたくし目がけて突進して参ります。
わたくしはナイス中年から全力で逃げ去りながら、バトンをアレするべく右手を後ろにアレ致します
伸ばしたわたくしの右手のひらに、バトンがすっぽりと収まりました。
これ以上ない完璧なバトンタッチッ!
JOJOにストライドを大きく取り、身体に心地よいビートをアレしつつ風を感じながら
否ッ!!!!
わたくし自身が風と化し大地を蹴り出す感覚も感じぬほどに加速ッ!!
わたくしは今田舎の風と一体化しているッ!!
『ロマンチック風のモード』にガッ!とアレした次の瞬間
わたくしの身体は田舎の豊かな大地に抱かれておりました。
どういう事か?
名作のこれまた名セリフを借り、わかりやすくアレ致しましょうか。
あ…ありのまま今起こったアレを話すぜ。
俺はバトンを受け取って40メートルも走っていないうちにコケていた。
自分でも何が起きたのかよくわからず、思考回路はショート寸前ッ!
今すぐ逃げたいというアレをグッ!とアレしてわたくしは立ち上がり、再び全力で走り始めました。
するとどうしたことでしょう。
前を走る人影が6つに増えているではありませんかッ!!!
フハハハハッ!!不思議不思議ッ!!
第4走者の殿を無事にアレして次の走者にバトンを手渡し、わたくしの秋は終わりました。
アンカーの若者が2人を抜き去るという、素晴らしい見せ場をアレして我が地区は5位。
肘と膝に擦過傷を負い、砂にまみれたわたくしは、「わたくし君、救護所に行って治療をする前に、とりあえず皆に謝っとこうか。」
そんな地域の優しいお方に促されながら深々と頭を下げますと、半分以上は優しさでアレされている皆様は
笑って許してくださいました。コケたわたくしを。
足を引きずり救護所へ向かうわたくしの元に強敵が現れ、「相変わらずおいしいとこ持ってくよな~。」と憐憫が混じったコメントをアレして下さいましたので、わたくし答えて曰く
何を言ってるのかアレだと思うが俺も何が起こったのか分からなかった。
アタマがどうにかなりそうだった…
緊張してたとか脚がもつれたとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。
もっと恐ろしい運動不足と老化の片鱗を味わったぜ…。
そうコメントして元級友と別れたわたくしは、血の涙を流した膝小僧をアレしながら救護所へと歩いて行ったのでございます。
思ったよりも長くなっちゃったからつづく