高騰

ガソリン・灯油などの石油直系製品や航空運賃や貨物などの運輸系石油依存サービスのみならず、日照不足による生育不良と石油関連機材動力のコスト高のダブルパンチを喰らった農業、やはり不漁と燃料費コスト高のアオリを食った漁業、オイルショックを知らない私でもなんとなく理解できる紙製品…など、アメリカ主導の経済に歪みが生じた結果が皮肉にも『食品』や『日用品』の生活必需品の価格を圧迫しています。

『食』に関してはさらに、『遺伝子組み換え』の是非に加え、今後は『放射線殺菌』の是非を問わねばならない時代に突入しつつあります。アメリカ産牛肉云々が低次元に思えてしまうほど、世界的レベルで考えねばならないようになります。海外へ旅行に出掛けたなら、特にウンチクうるさい日本人が果たして現地で食事を採れるでしょうか？。

アメリカ産牛肉は買わない…と宣言した方が、ハワイで日本食が恋しいからと吉野家で牛丼を食べていたらホンマツテントウですけどね。『食の安全』は確かに追求すべきですが、イタズラに騒ぎ立てるのはいかがなものかと。野菜や魚の形状を正しく絵に描けない子供たちが増えてきたとも言いますが、世界の食材を相手にどう扱うのか、私を含む日本人は矛盾点を潰しながら勉強せねばならないかと思います。難しい問題かと思いますが…ね。

なんだか、ヘビー級な事例でしたねぇ(苦笑)。