エイトへ
突然のお別れから2週間ぐらいたったかな。
最初の1週間はエイトがいない日々に思考回路がなれない毎日。
8子をお迎えに行ったら
『今日のお散歩はカートで』とか言うし、
雨予報の日は
『お散歩の時、雨降ってるかな』とか考えちゃうし、
宅配ボックスの荷物は
『お散歩の時、取ればいいか』とか思ってしまう。
あ、そっか、もういないんだった。
エイトと散歩してた時によくすれ違ってたワンコを見かけては
『あぁ、変わらずお散歩してて、いいなぁ』と思ったり。
犬を飼ってない人に
『結構長生きしたほうですよね?』と言われて、そうですねとは全然思えなかったり。
あの日エイトの体に何が起きたのか、
考えても本当の事はわからないんだけど、
考えずにはいられない。そんな毎日。
エイトにも聞こえてたかな?
あの日エイトのことをお知らせしたら、会いにきてくれた犬友さんたちの声。

『エイト…』っていいながらみんなエイトをいっぱいなでなでしてくれて、
『エイトのこと、こんなに触ったことなかったなぁ』とか『エイトの足、こんなに大きかったんだね』って。
みんながなでなでしてくれるのを見ながら思わず笑った。
エイト、触られるの得意じゃなかったから。笑
▽『フサフサだぁ』って。

シャンプーしたばかりで、綺麗だったもんね。
1日経っても、何もどこも変わることなく
綺麗なまま。
ペットシーツは敷いておいた方がいいかと思って敷いたけど、ほとんど汚れなかった。
あまりに綺麗すぎて、翌日にすぐ火葬の予約をしたことにまた後悔して泣いたなぁ。
亡くなった知らせを聞いて、その日のうちに山形から来てくれた家族。
翌日の火葬に立ち合うため、学校休んでくれた甥っ子たち。
そしてお仕事休んで最期のお別れに来てくれた犬友さん。
私、エイト父、8子以外の人たちにも見送ってもらえて嬉しかったなぁ。
みんなにいただいたお花とみんなで折った折り紙と思い出いっぱいの写真に囲まれて、
それに忘れちゃいけない大好物で作ったお弁当。お口の近くにいっぱい置いておいたからすぐ食べれたかな?
シャンプーの日は毎度と言っていいほど雨降ってたけど、最期の最後は見事な晴天。
悲しいけれどお別れしたのは現実なんだな。
11年と4ヶ月。
一緒に過ごしてくれてありがとう。
また会いたいな、エイトに。