大変寒い冬だったので落ちてしまった製作ペース。うん、歳のせいも有るのかな。ようやく春らしくなったので、アンソンに続きエアフィックスのウォーラス、一機目完成。これとソードフィッシュ、アンソン辺りが三つ子の魂の原点。あと、モノグラムのB-17か。
レジナルドミッチェル作の一見不細工な飛行艇だが、要所にステンレスを使うなど飛行艇レーサーのノウハウを盛り込んだ丈夫で使いやすい機体だったそうだ。ちなみに宙返りも出来たようで、見た目だけでは実力は判らんな。アルミドープの姿から始まって迷彩になっても使われたのが何よりの証拠かもしれない。
エアフィックスの1/48。1機目は翼伸ばしてASRにと始めたが寒いし塗るの面倒だしとなり、手持ちのデカールに銀1色のがあったので2機目を導入。正直キットの出来に感心して逆上したのだと思う。せっかくなので、これは翼を畳んでみようかと始めたが、やってみるまでは本当に組めるのか不安だった。
この趣味、あまり長くやっていると組説なんぞは斜め読みで手が先に動いてしまう事が多いが、今回はさすがに初体験の造りなので素直に手を進めて正解だった。最後の方は組説通り逆さまの状態で組むのが新鮮な経験だ。ただ、プロペラは最後に付けないと邪魔になりそうだったのでそうしたが、やはり張り線に引っかかって付けられず、結局張り線の張り直しとなった。横着せずに組み立て用の台を作れば良かっただけの話。張り線はピアノ線にしたのでやり直しは出来るしで、釣り糸仕込みのソードフィッシュよりも簡単に出来たな。ただ、翼がしなうと外れる事が有るので持ち運びにも、やはりそれ用の台が有った方が安心かもしれない。ちなみに、この機体の翼は良くしなう。
アルミドープ。写真を見るとピカピカには見えなかったし、翼の表現は秀逸なのに胴体リベットのモールドがうるさかったのでので大分艶を落としてみた。奇妙な形が魅力なのだが翼を畳むと、更に本当に変な姿だ。良いね。